チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

祈りの力

2022年09月10日 09時21分18秒 | 日記
師匠の奥様が「癌」の予告を受け、医者に「今年いっぱい持つかどうか」と言われたという
取り急ぎ精密検査を受けることになり入院なさった
家族がクリスチャンであることもあり、教会の方々に「祈っていただいた」そうだ。再検査の結果「癌の進行はとまり、ランクは1か2,これだったら手術が出来る、摘出しましょうか」
ということで手術と決まったのだという

体調を崩されているとは聞いていたが、そこまでとは知らずに、のんびりとご機嫌伺いに行ったらそういう話でおどろいた

ちょうど「祈り」という本を本屋で立ち読みしたばかりで、というのは約束の時間より早く駅に着いたので、駅前の本屋で時間をつぶそうとはいり、目についた本を手に取って読んだのがそれ。祈りのメカニズムが詳しく書かれていて、祈りは宇宙と直結しているので、人のために祈るのは力が倍増、そして、祈っている人の身の上にも、善きことが訪れるという

「そうでしょうねえ、祈りの力は強いのでしょう」
祈りは「意を載せる」ということで、その意が善意であればあるほど効き目があるらしい。だから「人のために祈る」ということが一番

日本には祈りの言葉が沢山ある
そしてそのどれもが効き目がある
ということは日本の言葉そのものに、神が宿っているということなのかもしれない。「言霊」とはよく言い現わしたものだ

言葉を使って、人を元気にすることができる日本語は、やはりすごい。強い日本の言葉を使って、手術の当日、心からの祈りを捧げようと思った

コメント
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