着物の柄は着る人の心を表している
今日は午前中祝いの席に招かれている
着る着物を選んでいると
ありました祝いの席にピッタリ
火炎宝珠に五色の葉そして水の流れ
火と水か・みつまり神
神様より宝珠を頂き五色の木火土金水宇宙のエネルギーを与えられる
この様な意味の着物の柄
昔の人は本当にすごいと思う
祝いの席でこれから変化する人生に大自然のエネルギーがしっかりあなたを守りますよ
言葉に出さずとも着物の柄で思いが相手に伝わっていく
これが本来の日本人
自分自身を飾りたい目立ちたいという思いは野暮とされる
話は全く違うけど
染織のドキュメンタリーが映画やテレヴィで放映されることが多くなったけど、本当にしっかりと自分の仕事に向き合ってる方は取材されていない
あるドキュメントを見たが世にいう有名人が出ていて、真実を追求すいている人は皆無。やはり「きものという農業」の続編に取り掛かろう
いまこそ土が大事な時代はない
その土と共に生きている人たちを取材したい
今日の着物は立て絽、昭和の初期までは夏の祝い着の生地として重宝されていたらしい。然も薄物と単衣の間の微妙な季節に着るもの
着物の柄もやはり本来の柄の意味をしっかりと伝えてほしいと思う
日本人の季節との関わり方は芸術だもの。それだけ自然を尊いと信じていたのだ、自然に生かされている人間という感覚もあったのだろうか
ま
行ってきます
先輩たちに学んだこときちんとつたえていかないといけないなあ、とつくづく思う