能登半島に強度の地震
住んでいる方はさどや驚いたことだろう
その時軍艦島といわれている島が崩れ落ちている姿を動画で見た
軍艦が沈むのは「もう戦争はおやめ」という神の啓示か
あの能登の大地震はもう何年前になるのだろう
能登門前町で生産されていた「能州紬」の会社と顧問のような付き合いをしていたので、その地震の一週間後に門前町に入った
道は割れていて、各家の屋根瓦は崩れ落ち、その景色に胸を痛めながら会社につくと、皆さんの命は別状ないものの、屋根は軋みそのため扉の開閉はがだめになっていて、かろうじて動く窓の扉方の出入り
木造のうちだったので、屋根の軋みさえ直せば平常通り、木造建てであることの幸せを感じた
出機の場所に赴いたが、屋根が崩れ落ち作業途中の反物は土に埋もれていた
まずは整理から始めなければと思うが力仕事ではチャ子ちゃん先生役に立たず、みんなの気持ちを明るくすることしか思いつかない無力さを思い知る
門前町が持っているホテルはさすがに人が泊まれるように整備されていた
車道は道が割れているのでプロの運転手しか運転できない、そのため従業員の安否の状況も正確につかめない
そういう環境の中で「これからどうするか」を話し合うのも空虚な感じ
気持ちがなえているので未来の話には頭が向かない、今目の前のことをどうするかが急ぎの問題だ
しかし山も海もそして空もすべては平常通り、自然が泰然としている姿を見せているので少しずつ心も落ち着いていく
この地震で経営の方向転換があり、すべてに弱気になった経営者は病を呼び会社はなくなった
いままさに日本は見えない地震にさらされている
根底から覆されることが日々起こっているけど、すべてを俯瞰して眺め、自分の立つ位置をしっかり固めることが必要なのだと思う
土が動いたら天とつながっている気持になればいいと、能登の地震の跡地に立った時感じた