「終わり良ければ総て良し」
という言葉がある
チャ子ちゃん先生の場合「尻切れトンボ」ということが多い
それでいつも反省するのだが、改善の証がない、困ったものだ
今回もそう
「日本茜、日本紫根染織三人展」が20日の日最終日を迎えた
トークショー満員のお客様がいらしてくださって、それはありがたくうれしく感謝している
長年の友人たちも駆けつけてくれて「比佐子さんを慰労」と称して蓼科高原に向かうことになっていた
三人の染織家たちには7月からその旨を話し、御片付けの手伝いは「パス」の了承を得ていた
しかし
片付けが始まる前まではきちんといるのが礼儀
さもなければしっかりとご挨拶して出かけるのが礼儀
そのどちらもできなくて、もう遊びの方に気が向き挨拶もそこそこ、またチャ子ちゃん先生を訪ねていらしていた人たちへの挨拶もそこそこ
ぴゅーと友の車に飛び乗って消えてしまった
なんという無礼な態度
「終わったのね、もう出かけていいのね」
と友人たちに念を押され
「うん」
とだけうなずき車中のひと
そしていま、まさに今朝になって
「なんという無礼な態度で出かけてしまったのだろう」と今更猛反省
曲がりなりにも今回の企画のプロジューサーだ、そういう一人前の大人の姿が全くなく、次なる楽しみにそそくさと行ってしまうあたり、人としての成長が全くない奴だとあきれ果てている
そういえば幼いとき、整理整頓された兄の部屋に母に連れていかれ、一つのことが終わったら、このようにきれいにして次に取り掛かるように、と暗黙に部屋の模範を見せられることがよくあったが、せっかくの教育も身についていない
目の前の人の後ろには何万にという人がいる、その人たちに向けてもしっかりと対応しなければいけない、とある住職さんもおっしゃっていた
目の前の一人に十分な心配りができないと、何万人の人にも無礼を働くことになる
「気を付けます」
自分自身にしっかりと言い聞かせる朝の散歩