海が見たい
という強い欲求が時々起きる
海辺で育ったわけではないが、海を見ているだけで気分が上昇する
羊水の中に帰る気持ちなのだろうか
そういう強い思いが在ったら熱海に行くことになり勇躍、ただただ海を見たいだけに小躍りして熱海駅に降りるとなんと豪雨!
ひえっ!
銀ねず色の海を見ながら「明日は絶対晴れる」と言い聞かせてベットへ
ぱっちりと目を開けるとカーテンが明るい
やったあーー
青い空に溶け込んだ熱海の海、どこまでも青く波風もたたず、ただただ水面がキラキラ輝いている
此処のホテルは朝湯が最高!
スキップ踏んで露天風呂へ、湯には太陽が燦燦と降り注ぎ、昨夜の雨で洗われた木々の緑が光り輝いている。そしてどこまでも続く海
極楽極楽
昨夜仕事が終わっているので「なーーんにもない」思い煩うことは何一つない
こういう時間が人にとって一番の宝なのだと思う
このホテルの前身は明治時代のさる貴族のお屋敷だった
そのお屋敷をそのまま利用したホテルで、佇まいが重厚なのに明るくよく着物の撮影に使わせていただいていた
当然連泊しながらの仕事だったが
ある日
「あれっ!」知人が(かなり親しい)奥様でない妙齢な婦人と連れだって車寄せに止めた自家用車から降り立った
車にも見覚えがある
此処にはレストランもあるので、そちらの利用かな?と思う間もなく男はフロントに行って鍵を受け取った
「わーい見ちゃった!」人事なのにドキドキする
謹厳実直を絵にかいたような男と言われていたのにーーーふーーん男ってわかんないものだなあ
翌朝
「朝食は部屋でとる」
「どうした?具合でも悪いの?」
「大丈夫撮影現場にはちゃんと行くから」
此れって友情だよ、朝件の男と顔を合わせたらまずいでしょうがね
そんな思い出のあるホテルだったが
年輪を積んだ楠は残っているが、全く新しい底抜けに明るいホテルに生まれ変わっている
あの男も奥様に先立たれ今は施設に入ってしまった
あえたらあの日の密会の話をして元気付けてあげようかな
という強い欲求が時々起きる
海辺で育ったわけではないが、海を見ているだけで気分が上昇する
羊水の中に帰る気持ちなのだろうか
そういう強い思いが在ったら熱海に行くことになり勇躍、ただただ海を見たいだけに小躍りして熱海駅に降りるとなんと豪雨!
ひえっ!
銀ねず色の海を見ながら「明日は絶対晴れる」と言い聞かせてベットへ
ぱっちりと目を開けるとカーテンが明るい
やったあーー
青い空に溶け込んだ熱海の海、どこまでも青く波風もたたず、ただただ水面がキラキラ輝いている
此処のホテルは朝湯が最高!
スキップ踏んで露天風呂へ、湯には太陽が燦燦と降り注ぎ、昨夜の雨で洗われた木々の緑が光り輝いている。そしてどこまでも続く海
極楽極楽
昨夜仕事が終わっているので「なーーんにもない」思い煩うことは何一つない
こういう時間が人にとって一番の宝なのだと思う
このホテルの前身は明治時代のさる貴族のお屋敷だった
そのお屋敷をそのまま利用したホテルで、佇まいが重厚なのに明るくよく着物の撮影に使わせていただいていた
当然連泊しながらの仕事だったが
ある日
「あれっ!」知人が(かなり親しい)奥様でない妙齢な婦人と連れだって車寄せに止めた自家用車から降り立った
車にも見覚えがある
此処にはレストランもあるので、そちらの利用かな?と思う間もなく男はフロントに行って鍵を受け取った
「わーい見ちゃった!」人事なのにドキドキする
謹厳実直を絵にかいたような男と言われていたのにーーーふーーん男ってわかんないものだなあ
翌朝
「朝食は部屋でとる」
「どうした?具合でも悪いの?」
「大丈夫撮影現場にはちゃんと行くから」
此れって友情だよ、朝件の男と顔を合わせたらまずいでしょうがね
そんな思い出のあるホテルだったが
年輪を積んだ楠は残っているが、全く新しい底抜けに明るいホテルに生まれ変わっている
あの男も奥様に先立たれ今は施設に入ってしまった
あえたらあの日の密会の話をして元気付けてあげようかな
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