きものを纏うことで健康が維持されていることを確認できる一週間であった
そしてきものは皮膚の延長であることを認識
その場合は下着からすべて自然素材、特に絹である必要がある
そう絹の成分はたんぱく質必須アミノ酸16種類
これは人の皮膚と同じだそうだ
「親和性」があるというのはこのことであろう
絹を身に着けると皮膚が喜ぶと同時に精神が安定する
そうやって日本人はきものを着て過ごしていたのだろう
よくよく考えると「きもの」の形はすべての万人みな同じ
こういう衣服が他の国にあるだろうか?
この形は平安時代から続いている
しかも男も女も同じ形、袖つけなど微妙に違うところがあるが、大筋は同じ
ずっとたちっぱなにで、しゃべりっぱなしの二日間が終わり、関西まで往復してきた。それも講演だから立ちっぱなし、しゃべりっぱなし
それらを着物は守ってくれて疲れはない
絹のすごさにいまさらながらこうべを下げるのみ
先祖がこのような完璧な衣類を考案してくれたおかげだ
きものの商いをしている方はもっと誇りを持つべきだ
その誇りは日本を愛することに通じる
明治に入り西欧の文化が最もいいと感じた人々が、日本人の本質、日本の國の風土など省みず、よその文化を取り入れ身に着けることが「進歩」であり「文化的」と思いこんでそれに邁進し、本来の日本人の文化を捨ててきたし忘れてきた
きものを着続けていると日本人のすごさが認識できる
やはり本年もきものを十いsて日本を語っていこうと、今朝着物をたたみながら改めて思った
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます