「シルク時空を超えて」監督・撮影 熊谷友幸 というドキュメント映画を観て感動したチャ子ちゃん先生、無謀にも「上演主催」をすることになった
日比谷公園内にある「日比谷図書文化館」を借りるところまでは、スムーズにいった。なるべく多くの人に見ていただきたい、という思いがあるので、100人以上入る場所を探したが、個人で借りる範囲の値段のところは多くない。ましてや土日のあいている場所はほとんどない
値段も大きさも身の丈の物が見つかり、平日というマイナス点はあってもやれやれだ
ところが、ここでとんでもないことが浮かび上がった
「シルクと絹ってどう違うのですか?」
シルクが絹だとわかる人も多くない。シルクは洋服用で、絹は着物用だと解説してくれる人も出た
バターが絹で、シルクがマーガリン、という人も(ますますわからない)
絹のもとである蚕の吐いた糸が、日本の近代国家を作ったのだと話をしても「ふー-ん」という返事が多い
そうなんだ!
これが現状だ、その為人が集まらない。興味がないものに時間もお金も使わない、それが今の日本人だものね
行動を起こしたから、こういう世相が分かった!
一人で
「絹ってすごい繊維よ、とても素晴らしい、絹のもとの蚕が、世界一の糸を作って、フランスのルーブルの壁は日本の絹が使われているのよ、フランスや、イタリア、アメリカにも絹は多く輸出していた、先日亡くなったイギリスの女王エリザべス二世の戴冠式には、世界中の絹から日本の絹が選ばれているの」
など声高らかに説明をしても
「あそうですか」
これが現実
でもいらしてくださる方もいる
二つ返事で
「ぜひ見たい」「これは見なくっちゃあ」
とおっしゃってくださる方もいる
これもひとつの「種まき」と考えている
77年間も日本の教育は、日本の本当のすばらしさを教えてこなかった
この結果がこの
「シルクと絹ってどう違うの?」
という疑問に表れている
だからこそチャ子ちゃん先生今宵も「チャコちゅうぶ」で懲りずに絹の話をする。20時から
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