チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

パンダのおめでた

2021年06月24日 08時51分59秒 | 日記
話は古いが上野に初めてパンダがやってきたとき、まだ現役記者で夜の到着にもかかわらずカメラマンと取材に行った
今のように報道記者が多くなく、ほとんどが顔見知りでみんなニコニコしている
こわもてのカメラマンが体中で期待感を膨らませており、思わず笑ってしまう
その時撮った写真今でも大事大事 そうカンカンとランラン、その動物は存在しているだけど周りに穏やかさを呼び込む。願わくばこういう人になりたいと思ったものだ

そのころ秋桜舎では週刊朝日の「催し欄」を担当していて、時々そのページにパンダの今なんていうのを掲載し、パンダのぬいぐるみを作っている方の紹介もし、カンカンとランランと名付けたぬいぐるみをいただき、それは今でも健在。ほとんどパンダ熱に浮かされていた

その後公開されて何年かしてスタッフ一同で上野動物園に行ったが、大きなお尻が見えただけで、「立ち止まらないでー」なんてメガホン(古いね)で言われすっかりパンダには興味を失った

ところが上野に「シャンシャン」が生まれ、パンダ熱が再開
4年前バレエのレッスンに熱心に通っていたころ、レッスンの場所が西武デパート、そこに三省堂書店があり、速めについた時はぶらぶら立ち読みをしていた。とある日立ち去ろうとしてふと見たのが「シャンシャン」の映像。「今週のシャンシャン」という映像、すっかり見入ってついにその日はレッスンをさぼってしまった。というくらい心奪われる映像。動いているパンダはかわいい。白と黒のあのバランスは神様でなければできない。母と子の愛の交換も心温まる。
絶対の信頼を母に寄せる子の姿、更に飼育係に見せる甘えん坊ぶり、どんな生き物も子供は愛くるしいが、パンダの子供は格別にかわいい、それはあの肢体によるものだと思う。過去の取材の時、大きくなると狂暴だと聞いていた、だけど子供のパンダにはその片鱗すら見えない。現実に触っていないので何とも言えないがーー

そして昨今はYouTubeもあり、シャンシャン見たさにアイパットまで購入する始末。十分に楽しんだ。勝手なもので母親から独立したシャンシャンには興味がなくなった(ごめんなさい)
これから双子の子育てのシンシン。どんな母の姿を見られるのか今から楽しみ
また多くの時間を三頭の母と子の情愛の様子にくぎ付けされる日々が来るのだろう

母の愛を一身に受ける姿が尊い
絶対の信頼を寄せる姿が美しい



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