88歳がめでたいらしく
12月恒例の「コスモスクリスマスパーテイ」がチャ子ちゃん先生の米寿の祝も一緒となった
そこでパフオーマンスとして歌うこととなり、一昨日ピアニストの先生と伴奏合わせを師匠の下で行った
声楽を始めて30年になる、まあレッスンは一か月一回とか何年も休むなどして人に聞かせるような声にはなっていない
それでも80歳の時「傘寿コンサート」を行った
台湾の女性に「80歳の老婆が云々」という言葉をたたきつけられ
「日本の女は80歳になっても優雅に趣味を持っているんだよ」
という姿勢で恥ずかしもなく入場料いただき14曲歌った
皆さんの感想は
「14曲もよく暗譜したね」
とほめてくれたが誰一人、「歌がよかった」とは言ってくれなかった(あたりまえ)
なのにまたもや恥ずかし気なく歌うらしい
本人も歌う気になり慌ててレッスンに通っている
しかもいつもお願いしているピアニストは先約があり、なんとプロや先生クラスの伴奏をなさる先生が伴奏をしてくださるという
優しい雰囲気の先生なのだが、伴奏合わせになった途端様子が変わる、ちょっとの音程ミスも許さない
(わたしプロじゃあないから大目に見てーー)
と師匠に目で助けを求めるが
「人前で歌うんだから」と容赦ない目が戻ってくる
練習中録音をして帰って再度聞き返したら
「ひどい、こりゃだめだ」
大先生お二人の指導の結果発声はまあまあ、しかし言葉が全くできていない
この言葉のチェックは、師匠の亡くなった奥様(声学家)が実に細かく、口の形から指導してくださっていた
プロの言葉になっていない!
「怖いもの見たさ」にお集まりの方たちの期待を裏切らないよう、素人として歌うしかないと腹をくくる