チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

人を気遣う日本人

2024年12月11日 08時58分08秒 | 日記
東北大地震のおり助けられた年配の女性が
「まだ苦しんでいる方がいるそちらに行って」
と若い男性がその女性を抱きかかえて車に乗せようとしたら、そういって手を払いのけていた
その方自身がもうぼろぼろの感じで倒れそうなのに、他の人を思いやる姿に胸を突かれた
悲惨なテレビ画面の中で深く深く考えさせられたシーンだ

今世界が大きく激しく動いているが、静かに心落ち着けてみると「平和」に向かっていると感じる
戦争が起きているところが世界の文明の発祥の地だという方が多い
そこの地では支配と戦いの繰り返しで人が生きてきている
二極に分かれることが当たり前の文明だ、善と悪、支配者と支配される側、その中で発達してきた文明を、私たちは受け入れてきた
だから人々はより平和な国を目指して移動する
そのためさらに国を奪ったりうばわれたり、平和と争いの中で5000年も動き回っている

翻れば
わが日本の縄文は15000年の間争った形跡は全くない
しかも5000年以上同じ土地に平和に暮らしている
それは縄文遺跡が明らかに私たちに教えてくれていることだ

世界の文化の始まりはこの日本の縄文の時代なのに、多くの人がそれを言わない、この度奈良に住む上田康清(元大手電機会社の発明家で科学者)さんが
世界で最も古い縄文文化を分かりやすく説明していらっしゃるが、そこで培われた日本人の魂は「ワンネスのこころ」

自然と共存共栄してみんなで助け合い、お互いを慮り、平和に楽しき生きていく、その遺伝子が私たち「日本人」にはある
だからあの東北の年配女性のような気づかいができるのだ

今夜20時は「チャコちゅうぶ」そういう話をしたい

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