「KOSMOS」という季刊誌を発行していた時期「近代易学」という運命の羅針盤を作り上げた
大江安正さんが安岡正篤先生の易学を学び、ロケット博士糸川英夫さんの未来占星術、細密占星術を統合して、中谷比佐子さんに教えてくれた
これは「ゼロ学」とも細木数子さんの「六星人」とも同じようなものだが、このお二人の元の研究が「運命の羅針盤」に込められていて、更に手を入れて「KOSMOS」で発表をするとき「近代易学」と付けた
天体とその人の生まれた時の計算が主となるのだが、これがなかなか味わいい深い。人生の四季がわかり、その季節ごとの生き方が出てくる。12年周期で訪れる様々な出来事をどのように解決できるか
糸川先生の「逆転の発想」などもこの中の思想に含まれているし、64卦の易の解説も内蔵されている
当時この雑誌は1万部出ていたのだが、その中で「近代易学」の愛好者も多く、月日がたてばたつほどこの十二年周期の過ごし方で幸せになっている人が多いと連絡が来る
ここまで素晴らしいものであることを当時のチャ子ちゃん先生は認識していなかったので、大江安正先生にもっと深く師事しておけばよかったと思うが、今はもう後の祭り
若いときというのは本当の宝石を磨くことをしない、いやそれはチャ子ちゃん先生だけかもしれないがーー悔みますなあ
それでもいつもどこかに「近代易学」があり、それを遂行しているうち、さすが安岡正篤の思想哲学の根本がこの近代易学に潜んでいることに気が付く、陽明学も朱子学もそして葉隠れ武士道も日本人が求めた「魂」を磨く生き方、「誠」を尽くす生き方、それが見えて来る
結局一言でいえば「愛」なのだけどーー
毎月の第四日曜日静かに「近代易学」の講義をさせていただいている。熱心なお二人に、時々一人二人と増えたりしている
そして私自身も新たに学んでいる「お三人」の師匠に感謝
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