昨日の「チャコちゅうぶ」は現代の名工「草川幸郎」さんとのトークショウ
二回目
60年近くきものを着ているのに「男仕立て」のきものを着ることはなかった
取材で男仕立ての写真は撮ったりはしたけど、通り一遍の取材で終わっていたようだ
男が仕立てるから男仕立てではなく、男仕立ては足で布を引っ張りながらきものや仕立てていく
女味蓼が正座して10センチくらいの布を引っ張りながら塗っていくのではなく足から手を伸ばした状態で縫っていくので、背縫いが一気に縫える
足の親指に布をひっかけるので
「毎日絹をひっかけているから足がきれいでしょう?」
まさしくつやつや、つるつる、うらやましいくらい美しいおみ足だ
男仕立てのきものを着てみようと一枚依頼した
新しい反物を購入できないので、きものをほどき洗濯して「縫い直し」をお渡しした
洗い張りをした布を解くと見ながら
「これは京都の方が縫ったのかな?」
まさしく
京都の染屋さんが仕立てた着物だった
襟肩あきの縫い方が微妙に西と東が違うようで、当然そこが着方の違いにもなる
その他にもいろんな違いを聞いた
これは来週の「チャコちゅうぶ」詳しく話すつもり
チャ子ちゃん先生は寸法にうるさく、あれこれ細かく寸法を変えてきたけど、仕立ての人によっては無視して標準寸法で仕立ててしまう人もいて困惑する
その人に会う寸法は絶対大切だ
2月26日の三回目には持参したきものの仕立て上がりを着て、着心地の違いを確認したい
しかしきものは奥が深いなあ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます