チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

再び着肉について

2015年02月02日 13時32分39秒 | 日記
着物を着る人の多くが着肉に頼っている
自分自身の体を愛していない
自分の体をより美しく見せることは
着物を着るうえで最も大事なことだとチャコちゃん先生は思う

あるところで着物を脱いでいただいたが
そのほとんどの方が着肉をしていた
ソシテその着肉を外した着方にしたら
皆一気に「ふーーーあーーらく」
ソシテ若返り体が生き生きとしてきた

着物は電信柱のような体型にしなければいけない
と刷り込んでいるのはいったい誰

チャコちゃん先生も昔雑誌の撮影の時
着物にしわを作らないようにあちこちに綿を入れたり和紙を足したりして
その人の体を電信柱のように着肉したこともある
それは明らかに着物を平面に見せるためのもので
着る人の美しさは(ほとんど女優さんなのでもともと美しい)関係ないのだ

女優さんもきものモデルの方たちも
自分を美しく見せるというのではなく
着物おうぃかに美しく見せる科に協力を惜しまなかった
その結果が着肉であった

今きものを着て自分らしさを強調するのであれば
ご自分の体自身を美しくすることが先決だと思う
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