チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物が繋ぐもの 132

2019年04月09日 19時36分45秒 | 日記
今日は自分の仕事をした本の整理をした
50年以上の仕事量は半端ではない
まず写真の整理
人物写真はすべて処分その数の多さに驚く
更に手仕事を撮った写真、これは資料になるかもしれないと保管
そのフイルムの量ガスザまじい

特に長いこと関わっていた「きものサロン」チャコちゃん先生の企画記事だけは取っておこうと数えたらなんと50冊あアッた
切り抜くかどうしようかと考えているうち疲れ果てて今日は終わり
しかし残りの本を処分したら倉庫がずいぶん広くなった

私はこの雑誌のおかげでいろんな方に出会いたくさんの勉強をしまた多くの人達に教えられた
そして今のチャコちゃん先生がある
ありがたい

編集企画過程を見ると着物とともに成長していることが明らかだ
あらためて着物を通した日本文化の偉大さに触れることが出来た
取材をしていた頃より少し心に余裕のある今編集内容に欠ているところも見て取れる
でも若さの行動力がそれすらカバーしてるのだ

若くて物を知らない無鉄砲さも貴重な時期という事がわかる

いま三十代四十代のの人の間で「日本の伝統文化をつないでいこう」という動きがある
そのグループの人達がどういう動きをしているのか関係してみた
特に大麻から入りやすいようで大麻に関わり
その後絹もあるということで養蚕に目を向ける

着物から養蚕や大麻に入る人より神事から入る人のほうが多いようだ
麻と絹両方のグループに顔を出しているが「日本の今」を真剣に考えている人たちだ

私の世代はこういう人たちはいきなり政治の方に目を向けてデモなどをしていたが
今の人達はまず自分が生産者になる道を選ぶそこでビジネスにつないでいこうとする
ここが日本人が変化したところであろうか
政治に任せていても日本は良くならないそれより一人一人が自分のやるべきことをしっかりやる
それが日本を良くする早道であるのだという思いが強い

こういう人たちは身土不二を地で行こうとしているし無農薬無肥料のものを探して
中にはすでに自給自足でやりたいと田舎に土地を購入しグループ生活を始めている人もいる

彼らの衣類がまずは大麻であり木綿であった
ところが絹にも熱い視線を送り養蚕を始めようという人も現れている
それにはまずは着物を着てみようという思いがありネットで色々探してチャコちゃん先生に行き当たったという人も多い
着物体験に現れ、5分で着付けてもらい、都庁バックの写真を撮って仲間に見せびらかしている
着物を着た途端彼らの表情が変わる
嬉しい喜びの笑顔が眩しいくらいに美しい

そこから絹の話を始めると彼らも身が入る
着物を通して愛と喜びを与えることができるのが最も嬉しい

#着物 #大麻 #絹 #養蚕 #伝統文化 #きものサロン #チャコちゃん先生 #中谷比佐子
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