チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

腹六分

2011年05月08日 16時41分40秒 | 日記
夕食を非常に軽く
外で戴くときも腹六分
連休中の実行でお腹周りすっきり

食べ過ぎて死ぬ人はいるが
小食で死ぬ人はいない

3・11以来
意識的にも行動的にもチャコちゃん先生かなり変わった
食を少なくする事が出来るようになった
「もしも」災害にあったとき
食べないでいられるかを連休中に実施してみたのだが
なんとなんとすこぶる体調が良い

正岡子規は大食いで脊椎カリエスになった
病床にあっても三食きちんと食べているしその量もすごい

かく言うチャコちゃん先生も
「ボケたら絶対食べ物を次から次に口にするね」
というくらい口が卑しい

江戸時代の観相家水野南北が
食の改善で健康と富を手に入れたのはあまりにも有名だ
しかし玄米だ、五穀だとなると
どうもねえ
という気がしてなにせ目が卑しいので
食卓に皿の数が乏しいと何か哀れであった

ところが
アメリカのウイスコンシン大学で1989年から
飽食サルと小食サルの実験を20年間ーー今も続けているーー
2009年の発表レポートを読んだ

腹七分のカントという27歳のオスサルは若々しくシワ一つ無く元気
毛並みも艶があり颯爽とメスをからかう
満腹サルのオーエンという28歳のサルはもうよぼよぼでしわくちゃ
毛並みもばさばさでよたよた歩く

76匹中満腹サルは約半数が死亡、残りも糖尿病や癌の病に侵されている
小食サルは80%生き残っていて元気はつらつ

ここのところ
「粗食が健康の元」
などという本がたくさん出回っているが
戦後フオイトの栄養学理論が歓迎され
五高食品の奨励を政府あげて推し進めた結果
成人病オンパレード

高カロリー、高タンパク質、高脂肪、高精白、高砂糖
「たんぱく質が足りないよ」
というCMもあったなあ

五高商品を取りすぎると老化も早まる
「老化は病気だよナカタナニさん」
とアーユルベーダーの蓮村先生に言われたが
うんそうだ

肉食は大きな体、攻撃心、瞬発力をつける
これってスポーツ選手や兵士には良い
戦争奨励の五高食品であったかと今思う

昔の日本人の五行の食品に戻った方が良い
食卓に五つの色の食品を載せる、白大根、黒ひじき、赤人参、青菜っ葉、黄色南瓜
など手間隙かけて作る
こういう食事を捨てさせ
日本人を病まみれにしたのもあの国かーー

3・11以来色んな分野の見直しがやって来ている
これ亡くなった方たちの意思だと思う
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