絹を怖がっている人が多い
絹のシーツなどひょっとしたら一生洗わなくてもいいかもしれない
物理的な汚れは洗わなくてはならないが
例えば絹の下着やパジャマ毎日洗濯する必要な全くない
絹は強い
絹は自らを守ることをしているので
その強みが着物にも現れる
絹は蚕が吐いた糸である
蚕はもともと桑に居を構える虫だった
桑の葉をワシわし食べて大きくなる
そして糸を吐きシェルパーである繭を作りそこに入る
入って7日の間そこの中で蛹に変態する
その間風雨にあい、太陽光線にもさらされ、天敵も来る
繭の中で生きていなければならないので
雨にぬれても雨をはじくし、すぐ乾く速乾性がある
空気を通さないと生きていけないので通風性も強い
乾燥しすぎるのもよくないから、適当な湿気もある
何より腐ってはいけないので活性酸素を除去する
天敵にありかを教えられないので匂いを出さない
そして自分の身を守り目出度く蛾になって繭を抜け出し交尾して子孫を増やす
わが先人たちは
この絹の特徴を生かして着物にした
扱いやすく丈夫な絹を愛してきた
しかし絹はっ外の生活が長かったので、空気が好き、箪笥にしまっていれば窒息してしまう。とにかく着ること空気にふれること
今私たちに出来ることは
絹を怖がらない
もっと頻繁に絹を肌に付けたいものである
そうすると日本はまた世界一の養蚕王国になる
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