チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

半衿

2010年06月04日 09時31分29秒 | 日記
五月の気は明日までだが
まあ寒かったり暑かったり丁度よかったり
季節の変動を
ただひたすら受けて流してーーー

そのため
袷や単のきものが日々変わりバンコに出番を迎える

本日やっと
単から薄物に移行する前の絹縮みに手を通す
気温25度で昼は27度まで上がるという予想

長襦袢も絽のお出まし
そうすると半衿も楊柳か絽縮緬
夏用の半衿つづらを持ち出すと
なんと
アイロンがかかっていない
いつもそう
反省の無いチャコちゃん先生

そのため楊柳の半衿を付けることにする
これはアイロンがかかっていない方が美しく付く
もともと縮んでいるので
伸ばしながら半衿をるけると
アラ見事!美しく付いた

長襦袢の半衿の仕立てを工夫して
矢澤先生に縫っていただいた
其れはいかにもめんどくさがり屋のチャコちゃん先生にピッタリ

広衿仕立ての襟に硬い芯を中に入れていただき
衿芯を使わないようにする
その上
背縫いのうえの半衿のところにスナップを付け
半衿を付けたら
ただ二つに折ってスナップで留める

これがますます
襟元をふっくら見せてなかなか良い
チャコちゃん先生のアイデイアにバンザイ!
良い調子

今度長襦袢をおつくりになる方
コノアイデイア取り入れてご覧遊ばせ

赤坂の芸者さんを取材したとき
半衿は1回付けたらもう捨てるという話を聞いて
仰天したが
それくらい半衿はきもの姿の中心
日々研究をしよう

エライよねえチャコちゃん先生
ホホホホホ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

でもがんばったね

2010年06月03日 09時21分02秒 | 日記
ハトちゃんやられましたな
新参の城主を
古き輩たちが手練手管のいじめと排除の限りを尽くし
追い出してしまった
きっと喝采まつりをしているだろう

50年も続いた
権力と収賄の構図を
新しき指導者は無垢の心で取り組んだが
アラ不思議
何でもかんでも外に漏れてしまう
周りは全部信頼できなくなったのだ

政界だけではなく
どこの家庭でも会社でもサークルでも
この新参城主にはつぶてしか当たらない
何か新しいことを目指せばなおのこと

今回はマスメデイアまでも
必死の排除だったのでタイヘン

政治は縦糸臣民は横糸
これが国の統治のきまり

縦糸は強く真直ぐ
横糸はどんな糸でも織物は仕上がる

ハトちゃんは
美しい錦を夢見たのだろう
もちろん私たちも綺麗な布を織り上げるのに協力をしたかった
しかし
協力すら出来ない大きな岩が横たわっていた

しかしその岩を少し動かすことは出来たように思う
だからこそ
いままでの醜悪な織物が目に付いた
その功績は自慢していいよハトちゃん

昔読んだ本に800年周期で西と東の文明の崩壊と興隆がある
と知った
其れは文明の栄枯衰退の法則らしい
その本によると
今はまさに西から東の文明に移る過渡期
その中心が日本になるとその法則は示す
この前の東の中心は唐だった1600年前だ

そういう兆しを考えると
これから少しずつそしていつかすっきりと
権力に依存しない大人の社会が
日本を中心に始まるのだろう

ハトちゃんはその礎を築いたんだよ
胸をお張り
ごくろうさん
我の無いあなたでないと出来なかったと思う

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やはり

2010年06月02日 09時45分45秒 | 日記
寅日の満月から何かが始まる
おきることは全て良い方向だと
チャコちゃん先生は信じている
だから悪いことがおきるとすぐ
「ありがとう」
と言って解決に向かう

政局は庶民が想像できない
色んな裏の思惑があるから
そういう裏事情からすっきり立ち上がりたかったハトちゃん
しがらみは大変だと見える

しかし
「友愛」だもの
そのしがらみからストーーンと抜けて
穏やかな平和を築いてほしいなあ、もし

寅日満月から
一挙に変わった人も多い
外から見る状態は不幸のどん底
でも渦中のひとは
「今が一番幸せ、お金が無くても気持ちが富豪」

そうなんだあろうなあと見る
キラキラと優しい微笑がたえない

ギラギラから濁音が取れると
人はこんなに美しくなるのかと感じ入る

そういえば
日本の昔の言葉は濁音を嫌う

いましばらく
あなたも
あなたの周りも
日本も
世界も
大きく変革するような気がする
でもきっと全てがよくなる!

みんなが肚から自分の力で考えればねーーー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伸びたい若木

2010年06月01日 16時40分44秒 | 日記
若木は上を目指して伸びたい伸びたい
何はさておいても上に伸びたい
だから木は細くて華奢
それだけに清楚で美しい

しかし大雨や強風に遭うとゆれに揺れて
足元がおぼつかない

風や雨にたたかれて
上にうえに伸びるだけでは心もとないと気がつき
幹を太くしようとする
それには根を張らなければならない

此処で初めて大きく伸びるためには
足元を固める必要があると
若木は学ぶ

人の人生もそう
成功への道は日々の地道な積み重ね

此処のところ
樹齢何百年という大樹が
ポッキリと崩れているニュースを見る
しかしその根には
必ず新しい命を遺している

樹木が気付いていること
私たちも肚に落としたい

ハトちゃん
肚で生きてくだされよ

若木は心ゆくまで上におゆき
年輪を摘んだ樹木はしっかり根を張ろう
大地はそういう樹木をささえるよ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする