チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物が繋ぐもの 386

2020年11月08日 10時17分13秒 | 日記

昨日は

「結城紬ユネスコ文化遺産登録10周年記念」で記念講演をさせていただいた

結城市から「結城紬大使」の拝命を受けて8年になる

結城紬大使になったから結城紬着るようになったというわけではなく

着物に興味を持ち始めてこちらずっと結城紬を愛用している

 

母の物もある、結城紬卸商の「奥順」の現社長のおばあさまの物もある

おばあさまも母も明治の人なのでともに100年から150年くらいは年月を経ている

そうだ服部夫人の物もある

しかもまだ現役で立冬が過ぎたこれからの出番は多い

 

始めて結城に行ったのは60年くらい前になる

亡くなった作曲家の服部正ご夫妻と、今だお付き合いをしている窪田稔と彼の運転する車で出かけた

まだ稔は慶応義塾大学の学生で「マンドリンクラブ」マネージャーをしていた

奥順の息子の順もマンドリンクラブに在籍していて、結城紬の商いの後を継ぐ人と教えられていたが、チャ子ちゃん先生はそのころは、全く着物に興味はなく、何となく面白そうと付いていった

 

結城に着くと見渡す限りの桑畑、耳を澄ますと「かっか」という音が聞こえ、「あの音は何か」と問うと後から見学するという話になった

結城を訪れた目的は「服部夫人が結城紬を購入する」ということであったが、着物に興味のないチャ子ちゃん先生は蔵の多い古い街並みや桑畑に入ってぶらぶらいていたが、おやつの時間だと呼ばれて勇んでみんなの傍に行く

 

「チャ子ちゃんその前にこの中から私にいいと思うの選んで」と服部夫人。その時順のお母さまがお召だった、濃い緑の地色に黒の大胆な縞の紬に見とれていて、生半可に「これいいわ」と白地に有栖川の絣(何十年後にわかった)を勧め、いそいそとゆで饅頭のおやつの方に手が伸びてしまった

 

服部夫人は「さすがね私もこれがいいと思った」と気に入って購入、それが夫人がなくなる5年前に「この結城覚えているでしょう?着て頂戴」と今考えると形見分けのような感じでいただいた

 

それから10年後今度は結城紬の本格的な取材に訪れたのだが、桑畑はまだ健在で、養蚕農家、糸繰、絣くくり、染、機織り、整理などこの時は3日間泊まり込みでいろいろと見せていただいた

そしてその真心がこもった手作りの味に惹かれ、着物ライフの基本に結城紬を置いた

 

その後全国の産地を取材して歩き、それぞれの場所にはその布が必然であったという歴史背景もあり、その土地の文化を知るには、その地に誕生する着物を着ることでより理解が出来るということが分かり、様々な着物に手を通した

 

そしてまた結城にいま戻ってきた感じがする

老いた体には春は大島紬、秋冬は結城紬というのが体が喜ぶ。思えば母もそういう着分けをしていたように思う

姉が大島紬の振り袖を着て茶事をしていた写真が遺品から出てきたが、晩年は結城紬でお稽古の場に座っていた

着物にもそれぞれ季節があるのだなあと思う

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アメリカ大統領選挙

2020年11月06日 08時53分00秒 | 日記

大転換期というのがこういう形できたのか!

日本がどちらのアメリカと付き合ってきていたのかはっきりした

選挙不正の方法もバイデン側とそっくり

 

アメリカの大統領の中で大きな戦争をしなかったのはトランプだけ

これだけでも評価したい

兵器製作で多大な利益を上げていた国や企業は、この四年間企業内容を変えなければならなかったであろう

 

色んなことがこのたった一国の大統領選挙で炙り出され、私たちがどういう人たちに支配されていたかも分かってきた

日本の文明がこれから世界の中心になると言われている今、日本が独立するのにいい機会だと思う

日本人の手で日本の文化を継承し、日本人の真心を、そして「和」の心を世界に広げていきたい

縄文の時のように、一万年以上も戦いのない日々を送ってきた我が祖先の暮らし方は、私たちの遺伝子の中に組み込まれている

平和で穏やかな世界が今だからこそできる

 

これからさらに、びっくりするような事実が明らかになってくるだろう

その時私たちは日本という国を誇りに思い、しっかり日本人として暮らしていればいい。このしばらく続く混乱の中で、自分自身の居場所にきちんと根を下ろして、静かに、足るを知る心でいるといいのだと思う

 

日本にとって本当に良い風が吹いてきた

この混乱に巻き込まれないようしっかり、真実だけを見ていきたいと思う

 

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名曲喫茶

2020年11月04日 17時55分57秒 | 日記

びっくりした。何十年ぶりかに、新宿の裏通りを歩いていたら、「名曲喫茶・らんぶる」という看板を見つけた

吸い寄せられるように入っていく、地下の客席は全くもって昔のまま

昔のままってチャ子ちゃん先生が学生のころと同じ、椅子の位置、カップ、ケーキ、コーヒーの味、流れている音楽

この音楽の音響だけが昔と違う。曲はクラシック静かに静かに静かな音で、耳を澄ませないと聞こえない

 

しかし客は昔のように静か、今度は読書をしていたり、パソコン広げていたり

 

名曲というだけあってここでいろんな曲を聞いた

当時は音楽を聴くための喫茶店だったので、大音響、話し声は掻き消えるし、大きい声で話していると「しー」と注意された

それぞれがリクエストするので一曲終わるには40分はかかる、小一時間コーヒー一杯で粘って聴く

生の音楽会などはなかなかなかったし入場料は学生の身分では買えなかった

そのころはほとんど外国の音楽家の来日公演だったので、大人に連れて行ってもらわない限り無理だった

そのため名曲喫茶があちこちに出来たのだ

 

今では悪名高い新宿歌舞伎町近くにも「田園」という名曲喫茶が繁盛していた

ちょっとしゃれたところは青山墓地の前にあるウエスト、そこも名曲喫茶

 

いずこもコーヒーがおいしくケーキもなかなか

名曲喫茶が生まれたころにはまだ誕生していなかった、若い友人といって彼女が生まれる前の新宿界隈の話で盛り上がる

カップまで昔のまんまの重いカップ、これコーヒーが冷めない

水も昔のようにおいしいほど良い冷たさ

 

いやー驚いた

あなたまだ健在だったのね、と言いながら転ばぬように階段を注意深く降りる、ここも大変化だ

世の中のうつりかわりの激しさの中で、決して安くない料金の喫茶店が何十年の歴史の中で生きて行くってすごい

しかも8割の席は埋まっている

新宿って面白い街なのね

またこよう

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文化の日

2020年11月03日 11時17分29秒 | 日記

文化の日、もともとは何の日?

明治天皇がお生まれになった日、小学生のころ、この日は祝日ではあったが、通常通りに学校に出て講堂で式典があり、みんな紅白のお餅をもらって帰宅する

どうも幼い時から朝が弱く、5時ごろから熟睡するらしく(それはいまだに変わらない)6時頃にはまだ眠りの里をさまよっている。というわけで早起きが苦手

式典帰りの隣の悪ガキがお餅を見せびらかしに来るのだが、そういうものより(お休みだもの早起きはしないよ)

このころはまだ母は天敵ではなったので、休むことにことさら叱咤はなかった

 

そういえば幼稚園に通っていた時、好きな先生が欠席だとそのママ自分もすたこら家に帰っていた

いつも自分自身の感情を最優先していたのだ

今でもそういう癖は残っている。しかし世のしがらみ、世間の掟、世の常などの風潮に日々染まり、社会人としてかくあるべしという姿になっていっていることも確か

 

そんな中社会や世間が「何か変」という想いが強く出てきた

例えばタブー視されている「従軍慰安婦」問題、その慰安婦の一か月の給料が300円、一方軍人の一等兵は10円。こういいう事実は誰も話さない。ひたすら「すみません」と某国に謝り、その国は保証問題で金額を釣り上げていく、それだけではなく、世界に自分たちの被害を誇張する

こういう問題は何が真実なのか日本はそんなに変な国なのか?自分の国をもっと知らなければならないことがあまりにも多い。

日本国民の多くが自虐な目で自分の国を卑下しているが、それは情報洗脳のこわさに染まってるから

世界に目を向けると多くの国の人たちから憧れの目で日本は見られている

 

外国での日本の観光客の人気は

客室をきれいに使う

礼儀正しい

行儀がいい

騒がない、静か

美意識が鋭い

 

また日本にあこがれを持っている外国人は

治安がいい

清潔

食事がおいしい

文化がふんだんにある

自然が美しい

人柄がいい

 

ベトナムや台湾などアジアの人々は日本に行きたいという人達が人口の90%以上、あの某国ですら半数以上の人が最も行きたい国に日本を挙げている

 

こういう情報はマスコミでは流さない、まだ情報洗脳をしたいのだろう

日本に自信を持ちましょう、日本人であることに誇りを持ちましょう

文化の日は日本をほめあげる日にしたい

 

実はこの真実ような真実を独自のルートで取材しそれを「和文化継承家養成講座」で広めているチャ子ちゃん先生だ!

 

 

https://www.coloriam.co.jp/salon/kosmos

 

 

 

 

 

 

 

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