゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

命に直結 “ダイエット” 「下」

2009-09-15 12:58:31 | ダイエット

続けるために 食事や体重毎日記録

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肥満外来のさっぽろ北星クリニックを受診した、体重85㌔の後志管内の男性会社員が取り組んだのは食事療法だった。高島英典院長の指示はシンプルだつた。細かいカロり-計算はせず、揚げ物の多いコンビニ弁当を控え、外食の時は野菜料理を加えることなどを心がける。毎回の食事内容を、あらかじめ渡されていた用紙に書き込み、診察の時に提出し、助言を受ける。高島院長は「一緒に計画を立てる。大切なのは続けられること」と話す。取り組んで10ヵ月。男性の体重は7㌔減の78㌔となり、血糖値も正常に戻った。男性は減量成功の理由として、「無理をしなくていいこと」を挙げた。減量は、摂取カロリ-の「入り」を減らして運動による「出」(代謝゛)を増やせば実現する。でも計画に無理があれば長続きしない。つい好きな食べ物に手が出てリバウンドが起きればあきらめてしまいがち。1人だとさらに難しい。

会社挙げて対策

小笠原クリニック札幌病院では、患者ごとに軽い運動や食事療法などの治療方針を立て、体重と腹囲のデ-タを毎日、携帯メ-ルで送信してもらう。体重の推移をグラフ化を添えて返信する。ときには激励やほめたりもする。仮に体重が増えた時も、夜の会食が続いていたためだと分かれば対策も立てやすい。こうした試みを、日立製作所では茨城県内でグル-プを挙げて実施している。「90日間で体重5%減」の目標を立て、メタポリック症候群に該当する社員から希望者を募集。保健師と産業医は、「普通歩行24分」「ギョ-ザ1・5個」など、100㌔㌍に相当する食事の内容や運動の一覧をカ-ド化したものを用意。社員はできそうなカ-ドを3、4枚選んで実行する。朝晩の体重を毎日グラフ化し、保健師と相談して減量を進める。

平均で4㌔減量

こりまでに参加した210人は3ヵ月後に体重が平均で4㌔減り、メタポ脱出に成功した106人に限れば5・6㌔減った。体が軽くなったのを実感し、続ける社員は多い。同社によると、人間ドックの受診によって、がんは早期による治療で死亡率を全国の半分以下に抑えているものの、心筋梗塞などの突然死は同じレベルで、メタポ解消が有効と判断された。肥満外来、日立製作所に共通しているのは、持続のための工夫。肝心なのは「がんばらず、あきらめない」ことだと関係者は口をそろえる。外来患者の1人が言う。「突然死して家族が悲しむのを想像するのはつらい。ダイエットは今後も続けたい」発信2009

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