GW中に本は読まれましたか?
私は「花を愛でる旅」の合間に何故かホラー小説を2冊続けて読みました。
その2冊の内の1冊がこれです。
岩井 志麻子 著 「ぼっけえ、きょうてえ」
"ぼっけいきょうてい"とは岡山の方言で「とても怖い」という意味。

客引きを全くせず、薄暗い部屋の奥で座っている、妖しい雰囲気の女郎を指名した男。
男はその女郎を一夜を過ごすことになった。
その女と話すうち、彼女の醜い素顔を初めて知って驚いた。
顔面の右側が上部に引っぱられるように歪んでいて、これでは男を怖じ気づけさせてしまうに違いない。
彼女は哀しい眼をしながら、
「ウチの顔、ぼっけえ、きょうてえじゃろ……」と話しかけてくる。
私は「花を愛でる旅」の合間に何故かホラー小説を2冊続けて読みました。
その2冊の内の1冊がこれです。
岩井 志麻子 著 「ぼっけえ、きょうてえ」
"ぼっけいきょうてい"とは岡山の方言で「とても怖い」という意味。

客引きを全くせず、薄暗い部屋の奥で座っている、妖しい雰囲気の女郎を指名した男。
男はその女郎を一夜を過ごすことになった。
その女と話すうち、彼女の醜い素顔を初めて知って驚いた。
顔面の右側が上部に引っぱられるように歪んでいて、これでは男を怖じ気づけさせてしまうに違いない。
彼女は哀しい眼をしながら、
「ウチの顔、ぼっけえ、きょうてえじゃろ……」と話しかけてくる。
やがて女は自らの悲惨な生い立ちと両親のことを語りつつ、同じ女郎屋で働いていた小桃のことを話し始めた。
女郎として売られ、この遊郭にやってきた小桃は、愛する男が、「きっと迎えにくる」との約束を信じ、ひたすら待っていたという。
しかし、ある日、小桃は自殺してしまったと言う。
だが、その話しは果たして真実なのだろうか?
まだ怖ろしい夜は、始まったばかりであった……。
本の表紙を見ても判るようになんとも”おどろおどろしい話”です。
ホラー小説は結構好きで読んでますが、
最近読んだホラー小説の中では断突に怖い話でした。
が、読み始めたら途中で止められません。
短編なので最後まで一機に読んじゃう事間違い無し。
夏になってから読んだ方が涼しくなって良いかも・・・。