標高460メートルの白雲山の山頂に、高さ33メートルの大観音と左右に12メートルの脇立梵天および帝釈天が建てられています。
大観音は日本寺院の建築様式の他にも、インドや中近東などの様式を取り入れているそうです。
大観音の下(基壇)の中央入口の柱はギリシャ・クレタ島のクノックス宮殿の逆さ柱が取り入れられ、根元に三頭の獅子が回って堂宇を守っている彫刻が施されています。
こちらが大観音の堂宇内への入口。
堂宇内には阿弥陀如来像など多数の仏像が安置されています。
阿弥陀如来像
不動明王
吉祥天
また永代供養の悲願を込めた高さ33センチの観音一万体が奉られています。
ほの暗い堂宇内に差し込む日差しでステンドグラスの観音様が鮮やかに浮かび上がっています。
中央のらせん階段を登ると大観音の後頭部あたりに出る事ができます。
そこは金網だけが張ってある展望台になっていました。
目の前に広がる奥武蔵の山々の紅葉がきれいでした。
真下を見ると・・・
大観音までは遊歩道だけではなく、隣接された駐車場もあり、車で来る事も可能です。
下りのコースはその車も通れる道路を歩く事にしました。
その途中にある「大鐘楼」です。
さらに下って・・・
ここも色取り取りでまさに日本の秋の風情が一杯です!
ようやく麓に到着!!
歩く事約1時間30分。
紅葉を楽しみならがの「白雲山 鳥居観音」巡りはこうして終了しました。
ここ「白雲山」は北野武監督の映画「Dolls(ドールズ)」の撮影が行なわれた場所としても知られています。