「山猫の夏」を読みました。
80年代前半のブラジル東北部の町エクルウ。
アンドラーデ家とビーステルフェルト家の二つの旧家が町を支配し、100年にわたる抗争を続けていた。
この旧家から出奔した娘の捜索のため、裏社会で名を馳せた謎の日本人“山猫(オセロット)”こと弓削一徳が呼ばれる。
山猫の動く所、たちまち血しぶきがあがる。
だが彼は単なる請負仕事で終わるつもりはなかった。
謎の山猫の正体とその目的とは・・・。
日本人を主人公としたブラジル版西部劇。
なんと言っても主人公の「山猫」がかっこいい!!
圧倒的なカリスマとパワーで田舎町をたちまち殺戮の場とさせる!!
日本映画で例えると黒沢明の「用心棒」の三船敏郎ばりかな!!
息をもつかせぬ冒険活劇で読み始めると止まらない事間違いなし!!
ラストもイイね~! 著
この本のお勧め度:☆☆☆☆☆