福岡県糟屋郡篠栗町は、篠栗四国八十八カ所と呼ばれる札所があり、篠栗霊場とも言われる、お寺の多い地区である。
一番札所の南蔵院の住職は、ドリームジャンボ、ナンバーズに当たり続け、世界最大のブロンズ涅槃像を作ったことで有名だ。
そんな篠栗町の山の上にあるのが米の山展望台だ。
福岡県ではトップクラスの夜景が見れることで有名らしい。
福岡市が一望のもとに見渡せ、しかも車に乗ったまま夜景を楽しむことができるらしい。
福岡空港に離発着する航空機が夜景のアクセントにもなるらしい。
ただし、展望台までの道がややこしいので、下見をしておいた方がいいらしい。
で、さっそく下見に行ってみた。
残念ながら空気が霞んで、景色がはっきり見えない状態だった。
確かに、肉眼で見る分には、広大な夜景に感動するかもしれない。
しかし、写真撮影の観点で見ると、福岡の中心部から離れており、あまりに広大すぎて、写真撮影には向いてないと思った。
しかも、展望台に至る道路は、展望台に近くなったところで道幅が狭くなり、対向車とのすれ違いが困難な道路となる。
夜景が美しい展望台として、夜中でもけっこう車がやってくるらしいので、対向車と出会った時は大変だ。
実際、今回、対向車に出会い、すれ違うのがかなりギリギリで冷や汗ものだった。
ということで、ここの夜景撮影はパスすることに決定。
アイランドシティの2カ所の超高層マンションが、右側にうっすらと小さく見える。
その奥に細長く志賀島がある。
左側に小さく霞んで福岡タワーが見える。