京都某所でカワセミを撮っていた時は、川の対岸にいるカワセミのダイブ撮影を前提として、フルサイズ換算焦点距離700mm~800mmが基本だった。
500mmレンズ+APS-C機であればフルサイズ換算800mm。
フルサイズ機であれば、500mm+エクステンダー×1.4で700mm。
地元カワセミ撮影隊諸氏はみんな超望遠レンズ、三脚、ビデオ雲台、照準器という装備だった。
ところが、この那珂川では、X地点、Y地点だと川幅は京都某所よりも広いためさらに長い焦点距離が必要になる。
逆にZ地点だと、対岸でなくこちら側のカワセミを近い距離で撮影することになるので、長い焦点距離はいらない。
そのせいか、那珂川では、超望遠、三脚、ビデオ雲台、照準器という装備の人を見たことがなく、望遠ズームで手持ち撮影の人しか見たことがない。
カワセミのダイブや飛翔撮影は、その素早い動きを捉えるためには、ファインダーのフレームのなかの適度の大きさがある。
大きすぎると、枝などに止まっている姿の精緻な画像が得られるものの、動きを追っていけず、たちまちフレームアウトしてしまう。
小さいと捉えやすくはなるが、トリミングした時に粗い画質の写真になる。
つまり、トリミングしてもディテールの細かさを損なわない大きさが適度な大きさということになる。
イソシギの姿が完全に水面に映りこんで、あたかも2羽が写っているかのようだ。
草がなければ面白い写真になったかなー。
タシギ
この鳥を見かけるのは今回2度目。
前回、ネットで調べて、アオシギという滅多に出会えない鳥と書いたが、実は違っていて、タシギという鳥だった。