四王寺山には遠足だかハイキングだか行ったような気がするが、記憶は定かではない。
改めて調べると、四王寺山という山はなく、大城山、岩屋山、水瓶山、大原山の四つの山の総称だった。
天智天皇の時代、白村江の戦いに敗れたため、唐・新羅連合軍の侵攻に備え、大城山に大野城という山城を設けた。
戦国時代は、九州統一を目指す島津氏が大友氏を攻め、岩屋山の岩屋城が攻防戦の舞台になった。
そんな歴史上のことはともかく、林道が桜のトンネルになるとネットの「桜の名所」に紹介されていたので、行ってみた。
んん、どこが桜のトンネルじゃあー。
岩屋城跡は、眼下に大宰府を見下ろす展望が開け、いい眺めだった。