きままなドライブと写真、そして映画

晴れの日はドライブ・写真、雨の日は映画、曇りの日は・・・迷う

年賀状

2020-01-02 00:48:47 | Weblog

年賀状は、遠隔地でなかなか会えない人との年一度の交流だと思っている。

僕が20歳台でカケダシだった頃の取引先の人をはじめ、取引先の人達がいまだに年賀状をくれるのが、感慨深い。
そういった、仕事を通じて親しくしていただいた人達のなかには、既に故人となられた方も何人かいる。
奥様が年賀状出状先リストから喪中欠礼の葉書を出されることで、亡くなられたことを知る。
年賀状のやりとりがなければ、亡くなられたことを知ることがない。

長年東京で仕事をしていて、その間は、高校時代の友人達とはほとんど年賀状だけの交流だった。
それが故郷の福岡に40年ぶりに帰って、定期的な飲み会をやってくれているのは本当にうれしい。

逆に、福岡で生まれ育った時間より長い時間を共に過ごした東京勤務時代の友人達とは年賀状だけのつきあいになっている。
しかも、年賀状のやりとりはもうトシなので今回限りで終わりにしたいという年賀状が去年、友人二人から届いた。
それは今後、年賀状一切をしないという宣言だった。
僕自身は親友と思っていた友人二人なだけに、交流が絶たれる思いでひどくがっかりした。
共に楽しい時を共有し、仕事への思いを共有し、酒を飲んで忌憚なく語り合った時間を共有したのは、もう単なる過去の話となり、次第に忘却の彼方に去っていくのだろうか。
所詮、人生の最後のところでは孤独に戻っていくのかもしれない。
とはいえ、僕の部下だった人達が、一緒に仕事をした後の時間の経過にかかわらず、けっこう毎年年賀状を送ってきてくれている。
年賀状の写真の、赤ん坊だった彼らの子供がだんだん成長し、今は社会人となっていたりして、部下のトシと自分のトシを感じる。
たまに、かつて一緒に仕事をした仲間から突然電話が入ることがある。
そういう時はたいてい飲み屋からで、飲んで話しているうちに僕に電話してみようかというパターンである。
相手はお酒が入っていい調子。相手は複数、こちらは一人。こちらもお酒が入っていたりシラフだったり。
ま、僕という存在を覚えてくれている人達がまだまだいるということで、まーいいか。

妹からもらったこのお酒。
意外と好きなタイプではあった。
ウィー。


コメント
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