キンクロハジロの大群がいなくなって、すっかりさびしくなってしまった野多目池に、ミコアイサはまだ残っていた。
別名パンダガモと言われる、黒と白の模様がさらにはっきりしてきたようだ。
ミコアイサは、嘴を羽に突っ込んで休んでいるか
水面を泳ぎながら移動しているか
そのどちらかで、あまり動きがない。
だから、「ここにミコアイサという珍しい鳥がいましたよ」という証拠写真を撮ってしまうと、あとはいくら撮っても同じような写真になってしまう。
ところがこの日、どういう風の吹き回しか、ミコアイサがいつになく活発な動きを見せた。
水浴び
場所を移動してまた水浴び(後ろ姿)
場所を移動してまたまた水浴び
そのうち水面を蹴って走り出した。
羽ばたいて一瞬飛び上がったと思ったら
すぐに着水。
そしてまた水浴び
そして今度は羽ばたき
場所を移動してまた羽ばたき
またまた羽ばたき
・・・と大サービスのミコアイサ君だったが、後日、野多目池に行くともうその姿はなかった。
また会えるのは今度の冬かなー。