土谷棚田に初めて行った2017年は、空は厚い雲に覆われ、夕日は雲の中に入ったまま沈んでしまった。
でも、その後、思いもよらず残照の照り返しが空を染めた。
2018年は行くタイミングが遅れ、水田の苗が伸び過ぎていた。
3回目の今年は新型コロナで遠出を控えるべきとは思ったが、野外でもあり、人との間隔が十分空いていれば問題なしと思って出かけた。
人が集中する浜野浦より、こちらのほうが撮影場所の範囲が広いため、人との距離がとれると思った。
到着した時は誰もいなかったが、やはり日の入りの時刻が近づくにつれ、ぽつぽつと人がやってきた。
結局、僕を入れて7人。
ほかの人と10mぐらい離れた場所で周囲には誰もいない状態で撮影した。
夕景としては、雲一つない快晴すぎて面白みに欠けた。
2017年 日没後の残照の照り返しが空を染めた。すべての田圃が空を映して赤くなっていればと思うが、そうは問屋が卸さない。
2018年 苗が伸び過ぎて残念な光景。
今回に話を戻すと・・・
今回、到着してすぐに目に入ったのは、これだった。
確かに写真撮影は「不要不急の外出」である。
でも、高い高速料金を払ってはるばるやってきたのに、トンボ返りするには忍びなかった。
どんどん人がやってきて「密」になるようであれば、帰ろう。
とりあえず、様子をみてみよう。
で、結果は前述の通り。
感染症拡大リスクはゼロだったってことで松浦市長さんご勘弁を。