野多目池で一番撮りたいのは、ミサゴが魚を捕えるところだ。
だが、ミサゴがやってきても、上空を舞うばかりで、魚を捕らないままどこかへ去ってしまうことが多くなった。
ミサゴが魚を捕るところを撮ったのは、今年1月3日が最後で、そのあとは上空を舞うだけで去っていく日々が続いている。
このミサゴは、すぐにでも水に飛び込みそうな、やる気まんまんに見えた。
ところが、このミサゴは、足に人工的な異物が絡まっていた。
拡大してみても何かよくわからない。
この異物のせいで、魚の捕獲に支障をきたすようなことがあれば、食べ物を確保できず、命を失うことになる。
魚が逃げないよう爪がちゃんと使えるのだろうか。
水鳥が異物に絡まれている場合、釣り具であることが多い。
釣り具には詳しくないが、先端に穴が開いており、ウキかオモリのようにも見える。
トビとのランデブー・ショット。
お腹がすいているのか、諦めきれないようにずっと上空を舞っていたが、結局水に飛び込むこともなく、魚を捕らないままどこかに去っていった。
あの異物が、魚の捕獲に支障をきたさないことを祈りたい。
何かの拍子で異物が外れるといいな。