九里 【九里】を探して三千里

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古代からのつながり(16) 竹生島と浅井…そして九里に続く!

2016-11-06 | 古代からのつながり

まず、竹生島には「八大竜王拝所」があり、「白巳大神社」があり蛇が祀られております。其の外「黒龍大神」もおります。
龍神祝詞 (りゅうじんのりと)という詞が遺されており、やはり、再生(脱皮)をすることの神秘がこうした信仰につながったようです。

「高天が原に座して天と地双方で働きを現す竜王は、大宇宙根元の御祖(みおや)のお使いである」とも書かれているようで、蛇神様が、天と地を行き来できる竜王という神的存在に替わっております。

八大竜王の八大は、どうやら仏教と関係があるらしいので、ココはあまり触れないで進めます。

この竹生島の付近の湖底の遺跡には縄文時代からの遺物があるそうですので、もしかすると、地続きであった可能性もあるかなと思います。

都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)は、滋賀県長浜市の竹生島にある神社。式内社で、旧社格は県社。社名は「竹生島神社(ちくぶじまじんじゃ)」とも言うそうです。

竹生島神社に祀られている浅井姫命の伝承(wikipediaより)

「多多美比古命(伊吹山の神)が、姪で浅井岳(現在の金糞岳)の神である浅井姫命と高さを競い、負けた多多美比古命が怒って浅井姫命の首を切り落とした。その首が琵琶湖に落ちて竹生島が生まれたという。金糞岳(標高1,317m)は滋賀県2位の高峰で、最高峰の伊吹山(標高1,377m)は、竹生島の高さを差し引くと本当は2番目だったというわけである。竹生島神社には浅井姫命も祀られている。」

浅井姫命、浅井比売命、とも書くようです。 

コトバンクでは、

「竹生島の生成には次のような話がある。昔,伊吹山に多多美彦(たたみひこ)命(夷服岳(いぶきのたけ)神),久恵(くえ)の峰に姉の比佐志姫(ひさしひめ)命,浅井の岡に姪の浅井姫命がいた。あるとき夷服岳と浅井の岡が背くらべをし,浅井の岡が一夜のうちに高くなったので,夷服岳神が立腹し浅井姫を切り殺してしまった。…」

この浅井から浅井氏の名前が来ているのかもしれません。

「元々、浅井氏の出身地である浅井郡の住人は、すべて竹生島の氏子であるとされてきた。」と須賀谷旅館の方のブログにありました。

そして、九里は浅井氏とは接点が行く箇所にもみられる氏なのです。
まだ、九里と名乗る以前から浅井氏とのつながりはあったとみても良いかもしれません。


伊庭の乱で逃亡した伊庭氏を匿ったことや、信長に疑いをかけられた後(そもそも浅井とつながっているのでは…と疑われたのではないかと思います。)浅井日記に記されている九里氏がいること、江戸時代に入り浅井氏に嫁いだ女性が九里にいること、そして…

私の系の九里は、大和国宇陀松山藩・丹波国柏原藩で岡田姓を名乗っていた時代があるのですが、その岡田とつながっていると思われる「岡田重孝」

岡田重孝は『浅井長時・津川義冬らと共に三家老として信雄をよく補佐し、羽柴秀吉(豊臣秀吉)からもその器量を認められていた。』人物であった…しかし、秀吉との内通を信雄から疑われ、長時や義冬らと共に天正12年(1584年)3月6日に信雄によって伊勢長島城に呼び出されて殺された…という事件がありましたが、そこにも浅井氏の名が出ているではありませんか。

以前見つけた「赤丸米のふるさとから 越中のささやき ぬぬぬ!!!」さんのブログ記事の中の

「静岡県立図書館」の蔵書の「葵文庫諸系図」の中に徳川家所縁の「石黒氏」「井口氏」の系図がある。「井口氏系図」に拠れば井口氏は元々、「江州浅井郷の者」とされており、滋賀県浅井郡が本拠地だと云う。この系統は江州井口氏と呼び、舎人親王を祖とすると云う。この系統は祖先が異なるが、一部に藤原氏を名乗りこの系統から藤堂氏が出ている。

この文章を加味すると、九里も井口も浅井氏とかかわりが深いようです。

浅井氏も謎の多い氏族のようですが、それだけに九里がその近くにいる氏だった可能性も残されるのでは~と期待してしまいます。

浅井氏が三条実行の末裔と言われる所以は【角川地名=荘域は不明だが、旧小谷村内か=永仁7石清水八幡宮別当長清の祖父宝清代に謝恩として宛行わる=天正1三条大納言公綱が居住 】という処から来ているのかもしれません。
これは歴博のDBの浅井小谷庄の記述からです。

遡っていくと、三条実行に行き当たります。http://www.geocities.jp/okugesan_com/daijinke.html





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