花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

弱気を払って葛城の森のセンブリ撮影

2019年10月20日 23時59分59秒 | 自然観察
先週は、胃と大腸の内視鏡検査があり、15日の胃の内視鏡は過去にも何度か
経験しているので、何事も無く終わったが、18日の大腸の検査には参った。
準備は16日から始まり、消化の良いものを食べるように言われ、乳製品は
摂らない様に言われた。
なのでコーヒーは飲んでも良いと言われても、ミルクは入れられない。

検査前日の17日は、病院の売店で買わされた「エマニクリン食」という
おかゆとスープ主体の食事を1日3回、それも茶碗に軽く一杯だけの量である
昼食と夕食の間に間食用に「ビスコ」がついてきた。

検査日当日は、一切食事はできない
朝の7時半から「ニフレック」という下剤薬を2リットルの水に溶かして
それにバロス消泡液を混ぜて、2時間かけてゆっくり飲み干す。
こいつの効き目は素晴らしく、1リットルも飲まないうちからトイレに
行きたくなる。
何しろ固形物がなくなり、最後は透明感のある黄色い液体だけになったら
OKだと言うのである。
4~5回もトイレに行って、ようやくOK状態になったのは昼に近い頃だ

検査予約は2時半だったが、2時頃には来てほしいというので午後2時前に
受付を済ませて内視鏡検査室の前で待っていた。
まもなく検査室の隣で、検査着に着替えるように言われた。
持参した私物や服はロッカーにしまって、これも病院の売店で買わされた
お尻に穴の開いた紙パンツに履き替え、検査着に着替えた。

同じ時間帯にほかに二人いたが、私は2番目だった。

ずいぶん前に大腸の内視鏡検査は1回だけやった事があるが、最近の
内視鏡の映像の鮮明さには驚く。
一カ所、組織片を採られたが、切るというよりは むしり取るという
感じである(笑)。もちろん痛みは無いが出血はある。
そのため、検査前に何度も「血液をさらさらにする薬を飲んでいるか」
と聞かれる。
血液をさらさらにする薬は、時に出血が止まらない恐れがあるからだ。

私は不整脈があるので、血栓ができて、脳梗塞などが起きないように
血液をさらさらにする薬を飲んでいる。
なので事前に循環器科の診察医からOKをもらっていたのである。

検査結果が出るのは2週間後である。

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今日は快晴とは言いがたいが、昼は青空も見える天気になった
本来なら奥日光にでも行きたい所なのだが、奥日光は午前中濃霧の
予報であるし、なんだか出かけるのも気後れする気分だった。
いかんいかん、こんなことではいかんと弱気を振り払い筑波山に行ったが
霧はかかっているし、キノコ狩りなのか林道の入り口には車が数台止まっている

なので急遽葛城の森へセンブリの様子を見に行った。
まだ咲き始めで蕾が多かったが、あちらこちらに咲いていた。
通常は5弁花なのだが、4弁花もある。
毎回思うのだが、花弁の数と雄しべの数が同じなのが面白い。
花弁の根元付近に2個の腺体があり、白い長毛に覆われているのだが
これがなかなかピントが合わない。

ほかにはナンバンギセルが咲き残っていたし、サワフタギが青い実を鈴なりに
つけていた。
ガマズミも赤い実をつけ、ムラサキシキブも誠に小さい実をつけ始めていた。
先日の台風で落ちたのかアケビの実が落ちていた。


葛城の森のセンブリ


同じく葛城の森のセンブリ、こちらは4弁花で昆虫付き


鈴なりのサワフタギの実、こうして全体的に見ると綺麗だが
アップしてみると、以外とデコボコなのがイマイチ

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16歳のグレタ・トゥンベリさんの事

このところ、台風が立て続けに発生して、甚大な被害を起こしている
この異常気象が地球温暖化が原因だと私は思っている。
それで思うのはスウェーデンの議会前で昨年8月に、たった一人で座り込みを
始めた16歳の少女「グレタ・トゥンベリ」さんの訴である。
地球温暖化をこれ以上悪化させないように若者たちに行動するようにと
呼びかけたのである
いまや世界中の若者たちが、毎週金曜日の「学校スト」に共鳴し参加する
ようになってきた。

国連サミットが開かれた後の9月27日、185の国の6100カ所で開かれた
デモには、700万人以上が参加したという。

日本での温室効果ガスの最大の原因は、火力発電所で、その半分は
石炭火力発電所だと言われている。
その火力発電所が茨城県では2020年に2基稼働する予定だという。
政府が推し進める石炭火力発電は、地球温暖化の最たる原因なのに
さらに推し進めようとするのは、世界の流れに逆行するものといえよう。

どんなに災害復興に力を入れても、その原因を絶たない限り、異常気象の
災害は無くならない。
経済優先と言うが、それが自分の首を絞めているのに気がつくべきだ。