花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

ツクバキンランは蕾だった

2021年04月26日 21時02分13秒 | 自然観察
昨年みた場所に、今年はツクバキンランが無かったので、がっかり
していたら、花友のKさんから地元の公園にあるよと紹介された。
見に行くと行ったら、花友のIさんも行きたいと言うので、二人で
見に行った。

まばらな雑木林の斜面は、落ち葉がたまり光が適当に当たる
いかにもキンランが生えそうな場所だった。
点々とキンランが生えていたが、いずれもまだ蕾状態で
開きそうなものもあったが、暖かさが足りずに開いていない。


ツクバキンランの蕾



ツクバキンランの蕾2

普通のキンランには、唇弁と呼ばれる花被片があり、蕊柱を抱き
中心に褐色の隆起線があり 距が突き出る。

ツクバキンランには、その唇弁と呼ばれる花被片は無く 6枚の花被片は
すべて同形同大になる。なので距も無い。
と言うことで私は蕾は距がないのをツクバキンランと判断している
本当に正しく同定するには、花が開いて唇弁の有無を見なければ
ならないのだが、開いていないので距の有無で判断した。