![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/de/4568b9e640743ff1da80fae7fd759337.jpg)
ヒメザゼンソウ・サトイモ科ザゼンソウ属、分布・北海道、本州
林縁の湿地に生える多年草。和名は小型のザゼンソウの意味。
春に長楕円形の葉を広げる。この葉は6月に入る頃には枯れ
その根元から6~7月に、長さ3~5cmほどの小型で暗紫褐色の
仏炎苞に包まれた花序を出す。
写真中央が姫座禅草の花序、右の緑色の丸いものが前年の果実で
この頃に熟す。年を越して熟す果実で、熟すと崩れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/84/4e429d04ae8a1527232c91238a804daf.jpg)
姫座禅草の花序は、仏炎苞に包まれた肉穂花序で、小さい花の集まり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/41/c491fe170d9ed6cd65b75ef69dd65701.jpg)
これは前年の果実で、花が咲く頃に熟す。
花と果実が同時に見られるという珍しい植物
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/e4/8c22660718b1a4f879fac542084207be.jpg)
これは5月3日に撮影した自生地の様子で、ヤマブキソウの花と
姫座禅草の葉が一緒に見られた。
大子町の文化遺産のホームページはこちら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/32/3d872d83a93dcb6c9b58db90e1e50490.jpg)
自生地に立つ姫座禅草の案内板
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/71/1a67bfa4fc6a174099d4405941ee8b0d.jpg)
自生地の様子、この道の左側の土手が自生地で、土手の上にU字溝の
水路がある。現在は草刈りされて土手に葉が残っていないので注意
道路が狭くて駐車スペースが無いので、手前の草の生えた路肩のスペース
を利用させて貰った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/e3/94184965d2e19c799ce48f0a241ba9e6.jpg)
私の使ったルート、国道118号線と袋田の滝方面から来る461号線が
合流する交差点を過ぎたらすぐに左折、水郡線の踏切りを渡ったらすぐ右折
その先で再び右折して橋を渡ります。
橋を渡ったらまたすぐ右折、水郡線の線路の下をくぐってミラーのある分岐で
左折します。
また踏切を渡って、後は狭い農道を一直線に進みます(途中の道には入らない)
右にリンゴ畑がありますので、そのすぐ先の左が自生地です。
自生地は踏み荒らさないように注意して下さい。