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『THE 有頂天ホテル』

2006-01-25 23:55:12 | └映画のこと
@池袋シネマサンシャイン

先週のレディースデーに観ようと思って上映15分前に行ったら
既に立ち見
こりゃイカンと今日はあらかじめ指定席を取ってからのりこんだ。
やはり立ち見の方が何人かいらっしゃった。
すごい人気だ。

大晦日のホテル
そこで働くホテルマンとやってくるワケ有りの宿泊客が繰り広げる
ありそうでなさそうな、なさそうでありそうなお話。

脚本家三谷幸喜さんの作品はドラマは見たことあるけど
実は映画は初めて。
今作は予告を見てキャストの豪華さにびっくらこいて
こりゃ観なくちゃ!と気合入りましたよ。
なんてバカバカしくておもしろいんだ
三谷さんご本人と演じる役者さんたち自らが楽しんでいるのが
伝わってくる。
“謹賀信念”の文字に笑い、ひょいっと現れる白塗りの伊東四郎さん
に笑いそっちこっちに笑い満載。
伊東四郎さん、西田敏行さんっていう大御所俳優にあんな格好させちゃったり
オダギリジョー、唐沢寿明さんら男前俳優にそんな役やらせちゃう
三谷幸喜さんってばスゴイ。
あれだけのキャラが入り乱れながら全体が少しづつつながっているのが
絶妙におもしろい。
でも、客室係りのハナ・松たか子さんが元愛人だった政治家・佐藤浩市さんに
“人に何を言われようと自分の思った通り生きなさいよ”と
タンカを切るシーンはカッコよくて気持ちよかった。
このシーンで“ヨシっ”と元気をもらった人がけっこういるんじゃないかな。
最後、カウントダウンパーティーで桜チェリーが歌うのがよかった
YOUさんカッコいい~
宿泊客には“行ってらっしゃい”“おかえりなさい”と声をかけるという
副支配人・役所広司さんが、マスコミから逃れてホテルを後にする佐藤浩市さんを
“いってらっしゃい”と送り出し、それに佐藤浩市さんが
“帰りは遅くなる”と返すシーンも好き。

本当に最初から最後まで笑いっぱなし。
観に来ている人はみんな笑いに来てるって感じでみんなよく笑う。
観てる人がみんな笑って楽しくなれる映画ってそうあるもんじゃない。
もう1回観てもきっと笑える。
今度はホテルのすみずみまでじっくり観たいぞ。


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