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『最高の人生の見つけ方』

2008-05-21 23:12:31 | └映画のこと
@池袋東急

原題:THE BUCKET LIST
監督:ロブ・ライナー
出演:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン、ジョーン・ヘイズ
   ビヴァリー・トッド、ロブ・モロー
上映時間:97分

孤独な金持ち実業家エドワード(ジャック・ニコルソン)と
これまでの人生を自動車整備工という仕事と家族にささげてきたカーター(モーガン・フリーマ

ン)
出会うはずのない2人を結びつけたのは“余命6ケ月”という共通点。
残りの人生をいかに生きるか。
“棺おけリスト”にしるしたやりたいことをひとつひとつかなえながら
2人がみつけること。

生きること、死ぬこと、いろんなことを考えさせられつつも
あたたかくすがすがしい。

スカイダイビングをしたり、マスタングでレースをしたり、サバンナを
車で走ったりするさまはすごく痛快。
なんだけど、その陰にある死を思うとなんとも無念。
この2人の死を自分の身近に置き換えて観てしまうと
ちょっとつらい。

旅から戻った二人の生活は、家族にかこまれているカーターと
一人ぼっちののエドワードと対照的な2人。
でも、エドワードと秘書の皮肉まじりのやりとりはクスっと笑えてよかった。
きっと皮肉以上の信頼関係。

エドワードの差し金でカーターを誘惑してきた美女が
カーターに“幸せな奥様ね”って言うと
カーターは“自分が幸せなんだ”というセリフが印象的だった。
死を目の前にした大人の男の友情にほろっときた。

そして、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン
2人の名優のシブイ演技がすばらしい。

“棺おけリスト”と言えば、わたしのなかでは“棺おけに入れて欲しいもの”のリスト
だった。
あの世にもっていきたいものが多すぎて棺おけ2ついるね、とか特注しなくちゃ
なんて話をしたりして。
死ぬまでにやりたいことリストにわたしは何を書こう。
やりたいこと、行きたいところはたくさんあるけど
いざとなるとなかなか書けなそう。
お葬式に呼んで欲しい人リストも必要だな。

本人にとっても残される周りの人にとっても、満足のいく死なんてものはきっと無い。
だから、毎日を悔いなく大事に生きなくちゃいけないんだ。

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