ココロの手帳にメモっとこう

楽しかったこと
うれしかったこと
忘れたくないから心の手帳にメモしておこう

『一瞬の風になれ』 佐藤多佳子

2009-06-21 19:14:44 | 本のこと

第一部 イチニツイテ
第二部 ヨウイ
第三部 ドン

サッカーの天才を兄にもつ新二が、サッカーをあきらめ、
強豪でもない高校の陸上部に入って天性のスプリンター・連と一緒に走り、
ただ“速くなること”を夢に仲間と走り続ける物語。

2007年の本屋大賞受賞作品。

読みながら、読み終わってしまうのがもったいなくてさみしくて。
読み終わっても、しばらく余韻にひたってしまった。
すごく好き。
佐藤多佳子さんの作品はどれもこれも好き。

図書館で借りて読んだんだけど、自分の本だったら
マーカーひきたくなるようなココロにひびく言葉がたくさん。

高校生の陸上にかけた青春物語なんだけど、
暑苦しくないアツさがいい。

佐藤さんの言葉や表現は、飾らなくて分かりやすい。
登場人物が生き生きとしている。

新二が兄・健一を本当に誇りに思う気持ちが伝わってくる。
Jリーグの寮に入る健一が、新二にスパイクをあげるところ。
新二が“もらったのはシューズじゃない。最高の男になれっていう健ちゃんの気持ち”って
いう新二の気持ちがいい。

連は天性のスプリンターなのに練習が嫌いでゆるくて、
そんな連を走らせるのは新二。
新二とかけっこしたいって理由で陸上部に入った連。
連を追いかけて速くなりたいと思う新二。
ムードメーカーで周りをちゃんと見られる新二をすごいな、かっこいいなと思う。

4継(100m×4)がね、かっこいいんだ。
バトンでつながる4人がね、魅力的なんだ。
リレーを走って、“人と人とのつながりに飽和状態なんてないのかもしれねえな”って
言う新二の言葉が印象的。
本のなかの高校生にいろんなことを教えてもらえる。

リレーのシーンは読んでいて、表現力ってすごいな、言葉ってすごいなって思った。
100mを走る加速やトップスピードが映像よりも伝わってくる。

とてもいい作品に出会えたな。

このお話って、2008年に謹慎してたジャニの復帰作でドラマになってたんだよね。
見なかったけど。
読みながら、新二は誰かな、連は誰かなと脳内キャスティング。
したけど、なかなか思いうかばないね。

マンガにもなっているみたいなんでちょっと読んでみたいな。

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ウチ・ココ

2009-06-21 16:23:05 | 吉川晃司のこと
TOKYO-FM 内田恭子のウチ・ココにゲスト出演

このラジオは、“内田家にミュージシャンを招いて、ウチだけの話・ココだけの話をする”って
テイだそうで。
“おじゃましまーす”って一声でのキッカワ登場でした。

モバイルのインレポにUpされたパツパツTシャツを思い出してしまったー
こっちの写真はパツパツじゃなくってよかった。
最近はラジオでもサイトに写真がUpされるのがフツーなんだから、
手抜きしないでカッコよくしてきて欲しいなー。

トークの内容は、いつものガーデニングの話。
内田さんは“ガーデニング”ってふってたけど、
キッカワのあれは“ガーデニング”ってより“ベランダ菜園”って言うほうが
しっくりくるな。

それから心理テスト
◇恋人が鯨に飲み込まれてしまいました。
さあ、あなたならどうやって大事な人を鯨から救い出しますか?

A 鯨の胴体を切って相手を助ける

B 鯨が潮を吹くのを待つ

C 鯨の口を開けて中に入っていく

これで、もし戦国武将だったらどんなタイプかっていうのを見るんだって。

結果はコチラ

ちなみにわたしが選んだのもキッカワと同じ“鳴かせてみせよう”だなぁ。

NewAlbumから
♪Mr.Body & Soulと♪南風honeyを初O.A.

♪Mr.Body&Soulは激しいカンジ
歌詞が、んーーーっどうなんだ?

♪南風honeyは夏っぽくてさわやかだねー。
アルバム出るのは夏だけど、LIVEで聴くのは秋っていうビミョーなところ。

どちらを聴いても、ライブではどうなるかなーってのが気になるところ。

このラジオ来週もあるんだよね。
忘れないようにしなくちゃ。


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