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仙台 スベキコト

2012-08-28 01:06:15 | 旅のこと

2012年8月26日(日)のこと。

仙台遠征は、おトク切符で行ったので
けっこう早い時間に仙台到着。

松島観光してお金つかって来ようかーって言っていたんだけど。

ずっとひっかかっていた
自分の目で震災の被害をみること。

遊びのついでで行っていいものか。
何もできない自分が行くのは興味本位なんじゃないか、
とか思っていたけど。
それは言い訳で、結局のところは動くか動かないか、だった。

仙台駅から仙石線で松島海岸駅へ。
そこから、仙石線の運行休止している駅を通っている代行バスに乗った。
最初よくわかっていなくて矢本駅まで行ったんだけど、
ちょっと行きすぎちゃった感じだったので、
すぐあとのバスで野蒜(のびる)駅までもどった。

野蒜駅は、バスの中から見たときにも被害の大きさが伺える様子だった。


降りてみると、ガードレールがひしゃげていたり、
外灯が折れていたり、
駅のホームはひどいありさま。

駅の軒下で、“ぱらそる喫茶”ってのぼりを出して、
この付近に住んでらっしゃるお母さん方が、
お茶をふるまってくれながら震災の話をしてくれていた。

あのとき。
命からがら助かった方の話
聞きながら、泣かないようにこらえるのが精一杯で、何も言えやしない。
本当に壮絶な思いをして助かった人たち。
またここに住むことをためらったけど、みんないい人だから、
いいところだから、住んでそのことを伝えたいとおっしゃっていた。
キッカワの言う、傷ついて立ち直った人たちは強い、って言うのは
これかと思う強さ。
復興はまだまだこれからだと痛感する。
日本中、世界中から寄せられた義援金はどうなっているんだろう。
マスコミやメディアが報じていることのなんと不確かなことか。

駅からちょっと歩いたところにある海岸はとてもおだやかで
サーファーの姿もあった。

防風林も本当はもっと密集していたらしいんだけど、なぎ倒されてしまったそう。
空き地がたくさんあるのは、建物が流されてしまったからなんだろう。

写真を撮るのもいいのかなとも思ったけれど、
マスコミやメディアが伝えないなら自分で記録しておくしかないんだと思った。
きっと、また来年の3月11日には何のイベントかと思うような
こぞって特集番組をやるんだろう。
でも、復興は1年ごとの点のような活動ではなく、
継続的に続く線でなくてはいけないんだ。

自分の目で見ておいてよかったと思う。

野蒜駅からまたバスで松島海岸へ。
今まで松島へは2度来たことあるけど(どっちもライブがてら)
そのときは秋冬だったのかなー。
夏休みのせいかすごいにぎわいだった。
松島さかな市場も大型バスがたくさん止まって団体さんがいっぱい。
観光客が増えているんだとしたらいいことだね。

 

ぜいたくごはん。

いい眺め。
あっついけど。

駅の近くの『ILE CAFE 』
ブルーのものがたくさんの小さなカフェ

 


すいかの生ジュース


甘くてさっぱりしておいしかった。

帰りの新幹線で牛タン弁当

あたたかくなるやつ。

思ったよりおいしかった。

スベキコト

自分なりにはできた遠征でした。


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