大好きなシリーズの最新作。
澪は小松原さまのとこへ嫁に行っちゃうのか?って言う展開の前作だったけど、
やっぱりそうだよなーっていう澪の決断。
そうだろうと思っちゃいたけどせつなくてせつなくて。
澪やまわりに次々と降りかかる艱難辛苦に
電車のなかや駅のホームで何度泣きそうになったことか。
まさか又次があんな形でいなくなってしまうとは。
こわもての又次が、「つる家」で少しずつ変わっていくのが
あたたかかったのに。
悲しいよー。
つる家を手伝ってくれている、りうが澪の料理のことを
“食べる人の幸せを願う切ない祈りがこもっている”っていう場面があった。
作ってもらったごちそうを食べるっていうのは、
その人の気持ちも一緒にいただいているんだよね。
まぼが小松原を演じるドラマは9/22の放送。
澪役が北川景子さんっていうのは
ちょっとイメージじゃないんだけどね。
どんな澪を演じてくれるのかな。
楽しみ。
![]() |
夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫)) |
角川春樹事務所 |