初読みの作家さん。
たしか、雑誌のおススメ本のコーナーで見かけたのが
きっかけかな。
ちょっと太っていて、学歴も、手に職もなく、自分に自信のない
お嬢さんがデパ地下の和菓子やさんで働くようになって、
和菓子の奥深さを知ったり、和菓子を買いにくるお客さんの
ちょっとした謎をといたりするお話。
ちょっと軽いというか、キャラがベタすぎるような感はあったけど、
和菓子にまつわる、いわれや歴史が奥深くっておもしろかった。
和菓子と言ってもピンきりだけど、
源氏物語のころ名前のついた和菓子が今も受け継がれているとか、
和菓子の奥深さに感心。
出てくる生菓子がどんなものなのか画像を検索して読めばよかったな。
装丁がまたかわいくって。
各章のタイトルページのおまんじゅうの数が
章ごとに増えていくのがしゃれてういるなー。
続編があったらまた読んでみようっと。
和菓子のアン | |
光文社 |