達ちゃんが、連載しているエッセで紹介していたから気になって読んでみた。
下士の身分から国家老に出世した武士とその影に生きたもう1人の武士の生きざま。
達ちゃんがエッセのコーナーで本を紹介してるなんて知らなかったー。
好きな人がどんな本読んでいるかってきになるし、すぐ読みたくなっちゃう。
三村さんもたまーにだけどツイッターで本のことつぶやいていて、おっかけ読んだもの。
キッカワも会報で紹介してくれたけど、こっちは固すぎてまるで読む気にならないけど。
かつて上士に父を斬られた勘一を奮い立たせた彦四郎
出世していった勘一と運命を別ち、卑怯者の汚名を着せられて
不遇のまま死んで行った彦四郎
彦四郎にその生き方をさせたのは、勘一への友情だったのか
かなわぬ思いを守るためだったのか
侍としての志だったのか
彦四郎と勘一だけじゃなく、
一揆の責を取って切腹した農民の生き様も
そこには書かれていたと思う。
達っちゃんは、“僕にも一滴でも武士の血が流れていれば・・・”って
コメントしてたけど、好きな言葉は“命がけ”の人だからね。
十分サムライだと思うけど。
テレビに映らないところで、リーダーの応援に行ったとか、
なかなかできることじゃないって。
同じものを観たり読んだりするのって、なんかうれしい。
映像化の話はないのかなーと思ったけど、
10代から50代まで話がつながってるからなー。
難しいのかな。
影法師 (講談社文庫) | |
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