「このミステリーがすごい!2014年版」で第2位になったという本作
教場というのは警察学校のクラスのことで、
警察官になるためにふるいをかける話。
警察学校が舞台っていうのが、今までになくおもしろかった。
6人の生徒の話が書かれている。
おもしろかったゆえに物足りない感も。
その6人がその先どうなっていくのかとか、
そのへんを知りたくなっちゃうのは、警察ものに慣れているせいか。
続編も書かれているとか。
そっちにも期待。
![]() |
教場 |
小学館 |
「このミステリーがすごい!2014年版」で第2位になったという本作
教場というのは警察学校のクラスのことで、
警察官になるためにふるいをかける話。
警察学校が舞台っていうのが、今までになくおもしろかった。
6人の生徒の話が書かれている。
おもしろかったゆえに物足りない感も。
その6人がその先どうなっていくのかとか、
そのへんを知りたくなっちゃうのは、警察ものに慣れているせいか。
続編も書かれているとか。
そっちにも期待。
![]() |
教場 |
小学館 |
マンガや本の話もできるまるさんが、三浦しをんの木こりの話が
おもしろいって言ってたから、とりあえず三浦しをん作品を予約したら、
これは木こりの話じゃなかったわ。
墨田区Y町を舞台にした、つまみかんざし職人の源さんと、
幼馴染の元銀行員の政さんの、じいさんの友情物語。
運河の流れる墨田区Y町
実在?とか思いながら読んだ。
70歳過ぎてもやんちゃで、でも立派な仕事をしていて、
若い弟子もいて、そんな源さんを口には出さないけど
うらやましく思う真面目な政さん。
わたしもいいなと思うよ。
死ぬことの話になったとき、源さんが政さんに
「死んだ人間が行くのは死後の世界なんかじゃなく、
親しいひとの記憶のなかじゃないか」って言った言葉がしみたな。
![]() |
政と源 |
集英社 |