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大学教授キョトンCブログ!!
岐路に立つスウェーデン
キロロの話ではない。岐路である。
2022年スウェーデンの明るいシナリオは、昨日の記事に書いたとおり、中道左派・
社会民主党アライアンスで初の女性首相という
シナリオ。
スウェーデンは今頗る不安定である。
明るいシナリオの実現可能性があまり高いとは言えない。
もう一つの真逆の暗いシナリオが存在する。
それは、
穏健党を軸とする保守系アライアンスが政権を取るシナリオ。
このアライアンスには、極右の<スウェーデン民主党>が登場する。
こちらが政権を握れば、<競争>が強化され、企業や富裕層への<減税>も行なわれる。
しかし、併せて、これまでのスウェーデンのお家芸である<豊かな社会保障>が切り捨てられる
考え方がセットメニューに入る。
しかも<社会保障>の切り捨ては、スウェーデン在住のスウェーデン国籍やEU国籍を持たない人
への児童手当や育児手当の制限という形で現れる。
このような国民を分断し、脆弱な外国人を差別する政策が実行できるのだろうか。
出来るはずがないのだが・・・。
ややこしや。
同じ<民主>なのに、かたや中道左派政党
も一つが、極右政党。
あ、日本も同じような状況か。
あっちこっちで、民主、使ってるー。
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