『ケアとジェンダーの比較福祉社会学』年内発刊切望中!!『東アジアの高齢者ケア:韓国・台湾のチャレンジ』絶賛販売中!
大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
昨日は、最高ランクの評価を受けたカトリック系の介護施設。
介護施設の<介護の質>を高めるためには、外部評価システムが100%、
否120%、パーフェクトであることが不可欠。
今年3月、台湾の外部評価システムを紹介する論文を書いた。
奇怪なほど複雑であり、いくつもの問題点があることを指摘した。
でも、その複雑なルールを自力で<謎解き>できた時は、一人で感動した。
自分の作業部屋で<ブラボー!>と叫んだ。
ベラボー!と叫んではいない。何故か研究室でもなかった。
先行研究が皆無のゾーンであるし、自分の解釈、見立てが正しいかどうか、
ブラボーと叫んだ割には、自信がなかった。
そうだ、最高ランクの評価を受けた介護施設を訪問し、外部評価システムに対する
具体的な<評価>をインタビューすることで、自分の研究の妥当性をチェックして
みようと。
で、台湾の台北に飛んできたわけでR
最高ランクは、<優等>。大学の成績でいえば、<S評価>。
次のランクは、<甲等>。この2つだけ、ご褒美としてお金が支給される。
以下、<乙等><丙等><戊等>
カトリック系の介護施設では、4時間半にわたり、W様がお一人でインタビュー
に応じて、詳しく、詳しく説明していただけた。
優等ではあるが、現在の外部評価制度には、根本的な問題点が多いと指摘が数多く。
私が論文で指摘した問題点も入っていたが、はるかに多くの欠点があるとのこと。
来て良かった。選んでよかった。
私の直感ではなく、2023年に<優等>得た介護施設は台北市内に5つしかない。
そのうち今回の出張では2つをピックアップ。2つを選んだのは直観でR.
まず、台北には100に近い介護施設があるのに、最高評価はたった5つ。
71のチェック項目のうち<非現実的な項目>が多数含まれているため、
優等に辿り着けないのだ。
次回は、残りの優等3施設を訪問しなくっちゃ。
« 昨日は、介護... | 宮崎と神奈川... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |