La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

階段!

2016年09月12日 | 新築

<本日の工事>

① 階段

 

 土曜日に壁のペチペチを進めていたらしい。

 

本日は新マヤさんが休みの4人体制で、階段に取り掛かる。(+設備のコビーさん)

 補強された型枠に乗って、壁のブロックに穴を開ける。

1階の屋根から飛び出た柱の鉄筋にロープを結んで、上り下りにそれを使う。カラビナで命綱につなげるのと違って、消防とか自衛隊系でちょっとカッコイイ。

 その間、鉄筋を親方が指定した長さに切って準備。

 2階の床下に渡した2本の鉄筋に、縦の鉄筋を6本組む。

 横の鉄筋を組んでいく。

端を柳沢くんがブロックに開けていた穴に突っ込んで、縦の鉄筋と繋げる。

 鉄筋完成。

 側面の型枠を作る。といっても、棒切れ2本。

 コンクリを運ぶホセくん。

肩にバケツを担いで片手でロープを握って足場の悪い斜面を、ビーチサンダルで登る。ふと、「安全第一」とか「整理整頓」のポスターがあちこちに貼られた日本の現場を思い出す。メキシコ、おちゃめ過ぎ。

 柳沢くんがコンクリを流し込み、親方コテで詰める。

 危ないので、親方が一旦下方に降りて柳沢くんの腰を支える。

 鉄筋を突っ込んだ穴にもコンクリを詰め込む。

この間、新マヤさんとホセくんでコンクリを作ってたんだが、最初少し柔らかすぎで、親方に言われて少しずつ水を減らしていき、最後は団子みたいな生コンになっていた。

 完成!

・・・といってもこれから段々をつけるんだが、本日はここまで。寸法はこちらで指定したんだが、基本的にメキシコの階段は傾斜がゆるい。一般の住宅でも、幼稚園や公民館みたいな階段がついている。Lさんはしつこく「いいのか?いいのか?」と聞いてきたが、個人的にちゃちゃっと登れる階段が好きだし、上は我々の寝室だけなので、これでいいのだ。

 

 キッチン部分。知らない間に部屋っぽくなっている。

 トイレの壁(床下)を貫く配管。

便器からの排水管が別の管に合流してて「どこからの管だ?」と思ったら、雨水用の管だった。陸屋根で雨樋もないので、雨水用に縦管が8本、家のあちこちに通っている。コビーさんは水道だけでなく電気工事もする人で、上下水のパイプと電気の配線管を同じ穴に通して、大変効率的。

さあ、明日は段々だ。



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