一昨年末、昨年末と続いた市の水道局の電気代未払いを原因とする断水が、またしても。電気公社にポンプ場への送電を止められたため。たかだか600万円程度の負債がどうにもならないってくらい、田舎の貧乏市なわけです。
プログレソには毎週客船が着いてきれいなビーチもある。人口はさほど多くないし、観光地として普通にやっていけるはずなんだが、この体たらく。確か去年、連邦政府の経済特区にも選ばれたはずなんだが、大きな効果というか特区を生かした発展とか、とんと聞こえてこない。
それはともかく、今回は長引くという噂と、昨年末から300ペソも値上がりした水をまた買うのを避けるため、またまたまたしても新たな断水対策を施した。いったい、いつになったら解決するのか? (こないだの断水対策)
今回は、タンクローリーの高い水を買うより非常時には隣家の井戸水を許容するという方針で。この辺の井戸水は塩分濃度が高いのでシャワーを浴びてもさっぱりしないんだが、お金は大切です。何より、市に水道代をちゃんと払ってるのにエキストラで水を買うというのが、ムカつく。
小型ポンプは、前回の断水対策で太い水道管から吸うために買ったものを使う。今回は、ポンプから井戸水までのパイプと、貯水槽前のホースにポンプを繋ぐパイプと、そのパイプに繋ぐ空気抜きを作る。パイプと接続のための部品は、こないだメリダで買ってきた。
これがなんと、パイプの径というか厚さなどが微妙に違って、なかなかうまくいかない。ただの水道管程度なら問題ないんだが、ポンプとなるとちょっとの隙間が命取りになる。日本にいた頃に消防団で使っていたポンプがいかに優秀だったか、よ〜くわかる。どこからどんな部品を調達してもピッタリ隙間なく合う…なんてのは、この国では望めない。
当初相棒はいろいろ考えて必要以上の機能を持たせようとしていたらしいが、メキシコ・クオリティに負けて諦めた。近所のおっさんがしているような原始的な設置方法でないと、ここでは無理なのであった。
畑(花壇)の中に刺してある枝に花が咲いたの、見えるでしょうか? なぜかちょっと色が違う。元の木のは赤っぽいピンク。挿し木の方は、真っピンク。
4月頃、食べたスイカの種をここへ捨てておいたら、7月頭くらい、忘れてた頃にあちこちで芽が出てきた。放っておいたらどんどん育って、実が3つなった。朝ブンブン蜜蜂が飛んでいたので、彼らが受粉させたのであろう。
現在、直径10センチ強。元のスイカは、こっちの縦に長いタイプで馬鹿デカかった。ま、食べられればラッキー。
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