【5/27-31の作業】 床タイル、巾木、地盤埋めと段差部分
車庫周りの動きが大きくて、屋内の工事の記録を忘れていた。
2枚目の写真の右手前の壁の向こう側が、1枚目の写真。つまり、こちらも土間部分以外はコンクリスラブを打ってある。
1枚目に写っている上向きの大きなパイプの切断部、何がどう繋がるのかと思ったら土間の水を流すときの排水口が付くと言う。メキシコではまだ簡易的な洗濯機を売っていて、それ用のスペースならこうなる…と。簡易的な洗濯機というのはぐるぐる回す水槽だけのタイプで、節水モードとか脱水機とかはついてない。洗濯(ぐるぐる回す)が終わったら、水槽の下の方についている穴を開けて排水する。汚れた水が洗濯機からジャーっと流れるわけだが、この辺だとこの簡易タイプを使って家の外で洗濯する人も多い。うちは土間なのでつけた…と。
考えてみれば、マリアは家のすぐ外に置いてある簡易洗濯機を使っていて、確かに汚水はそのまま地面に流している。ちなみに洗濯物は脱水しないでそのまま干す。ゴミ一家のおばさんは四角い大きな流し(ユカタン名物・バテア)で洗濯して、やっぱり地面に汚水を流す。
彼らが言う「いい洗濯機」の場合、今までに住んだメリダでも海辺でも結構高い位置に排水用パイプが壁から飛び出ていて、日本では洗濯パンの排水口に繋げる排水用の蛇腹を、そこへ刺す。
排水口を作らないなら、洗濯機から出る結構な量の汚水はドアから外に流すらしい。うーむ、いくら土間とはいえ、ドアを出たら排水溝があるわけでもなく、ただの敷地に汚水がじゃんじゃん流れるというのはどうも…。風呂場の浴槽の外(身体を洗うところ)が濡れてもいいということはなかなか通じないのに、洗濯の汚水は土間だろうと庭だろうとダダ流れでも嫌じゃないのである。どうにも感覚が違う。土足文化じゃない日本人には想像つかないもんですね。
うちのはもちろん簡易タイプじゃなくて普通の全自動だが、別に壁の高い位置に排水蛇腹を上げる必要はないんで、排水口を付けてもらうことにする。
ここまで来たら、来るべき日に来ない設備屋が多少作業しづらくても構わないということで、親方は我々とどこはどう使うという確認だけして、先にスラブを打つことにした。
手前の脱衣場は地盤を埋めてコンクリスラブも打ってある。
車庫の照明を消す2ウェイスイッチ(ドアの右)を直してあった(スイッチパネルをつければいいだけの状態になっていた)ので、ようやくスラブを打つ。
接着モルタルを作るのとタイルを切るのに1人と貼るのに2人の、計3人だけしか来なかったが、まあ着々と進んでほぼ完了。
いやぁ、6月に入ってしまった。理由はいろいろあるが、結果的に半年以上かかったわけですね。ちゃんと来てちゃんと仕事すれば、あと1週間で終わる作業量だが、さてどうなるか。家が終わってからも親方に発注する外構工事が少しあるが、6月中にそれも含めて全部終わってほしい。
借家が近くて引越業者を頼むような距離じゃないので、ピックアップで少しずつ運んでくれる人を探す。寝室が終われば、このサウナ借家で寝なくて済む。土足の作業員が出入りしなくなったら、新居のキッチンでちゃんと何か作って食べたい。もう出前は飽きた。あとは風呂だがこちらは我々が仕上げをするので、シャワーを浴びるのはしばらく借家で。
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