アメリカなどの山火事ほど大きな被害にならないが、いよいよ乾期終盤ということで薮の自然発火が多い。5月は1番暑い時期で、カラカラに乾いている草や落ち葉が自然に燃え出すのである。
先日の猛暑(メリダや州南部では43℃、体感温度49℃とか)で海風が吹くこのあたりでも40℃を超えた。というか、そうなるのは北(海)からでなく暑い南風が吹いた翌日とか。
午後2時頃、うちから50mくらい離れた大きな薮の角が燃えているのに相棒が気づいた。この時期あちこちで発火してるので期待はできないがとりあえず通報。幸い隣地の新築現場に若い衆がいるので知らせて、みんなで隣家のプールで大バケツに水を汲んで運んで鎮火。ただし、燃えた角に変電器付きの電柱があり、隣家へ伸ばしている電線が消火が間に合わず焼け落ちてしまった。
すぐにお隣さんに連絡して翌日電気公社が来て修理。
それはよかったんだが翌日じゃなくて当日、ホッとしてたらなんと鎮火の2時間後に再出火。止まって助けてくれてた通行車は水を運ぶのを嫌がってその辺の砂を掛けてたので、その下の半分炭になった木が再び燃え出したのである。まぁ消防団の仕事も署が消した後の残火の注意だもんね。
その時間にはもう隣地の作業員は帰宅済み。地元の警察が来るまで相棒と2人でまたバケツ運び。通行人も数人手伝ってくれたが所詮他人事なのでカッコだけ。我々が運んできた水を受け取ろうとするので断って、我が家の電線の下を重点的に消す。こっち(道の方、薮の向こう側)も燃えてるとかうるさいが、単なる道路脇かつ少し離れたとこの上に掛かってる電線は貸し別荘に繋がってるんで無視。こっちは切れたら今晩停電の中で過ごすんですから。
いや〜、めちゃくちゃ疲れた。40mくらい離れた隣家のプールで20Lのバケツに水を汲んで40m運ぶのを50往復くらい。途中で地元警察が来て代わってくれたけどそれでもヘロヘロになった。えーと、日本人が得意なバケツリレーは、いる人数で渡せるくらい距離が短いか、遠くても隣り合って一列に並べるだけの人数が揃わないと無理です。
いよいよ我が家側の外壁の仕上げのために足場を組んだ。我が家のときは仮設に使う丸太を壁にぶっ刺してたけど、こちらはレンタル。
大工というかやることは組積と佐官なんだけど在来工法で建てる家のほとんどの工程をするんで大工がしっくりくる。施主も監督も無視して自分たちで飾って自分達たちでビール買って飲み飲み仕事ってな日です。
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