日本でも見えたんですよね、月食。ここメキシコは夜中から朝までバッチリだったんで、トイレに起きる(年寄りなんで2回)たびにちょろっと外に出て、堪能いたしました。
引っ越してきた頃は天の川もくっきりだったのが、隣近所が次々と防犯用照明をつけたので、今はどうだろ、埼玉の住宅街よりまし…くらいでしょうか。
防犯といえば、昔はみんな玄関先に裸電球を1個だけ灯していて、別荘だと丸わかりじゃないかと思ってたんだが、最近わざわざ柱を立てて設置しているサーチライト並みの光量のだって同じ。なんで室内のテレビか何かにタイマーつけるとかしないんだろう?
で、最近いつも人が増えた、家が増えたと言ってる気がするので、実際どんな感じなのかここらで報告しておくことにする。
正面がメキシコ湾。もっと木がボーボーで細ーい小道だった。
村の中心部から離れると、だいたいこんな感じ。こちらも、昔は廃屋か?みたいな小さい家がポツリポツリ…だったのが、最近は売地が出るとすぐ売れて、新地主が何か建てる。拡大してもらうとわかるが、左手の二階建てはテラスに木材を使ってちょっとマヤ風オサレにしてある、金持ち(外人かユカタン以外の州からの移住者)の家。メリダ人は、金を持っててもこういう別荘にはしない。
やはり売れた土地があって、家を建てるためのブロックが山積み。ニホンジンは、こういうのを目にするたびに「ここには地震がない!」と己に言い聞かせなければならない。地震なくても怖いけど。
ポインセチアはメキシコ原産だそうで、種類も豊富、輸出もドンドンしてるだろうし、クリスマスに向けてもう街中に溢れている。この野生種というか原種は、なぜか毎年出る場所が違う。今年はうちの前の小道にも生えていた。控えめだけど力強くて、可愛いと思う。
前回は椰子の葉で葺き替えていたが、今年は藁を使用。藁の方が虫がつかなくていいらしい。斜向かいさんはメリダのもっと南に大きな土地を持ってる人で、こういう金の使い方をする。外から移住してきた人は、当初はおしゃれな家を建てるがこういうメンテはあまりしないようで、散歩してるとボロボロになってるのを結構目にする。
もう完全に「このへんの冬の海」。打ち上がってるのはテングサとその他数種類の海藻が絡まったもので、先週まではちょろちょろ打ち上がってる程度だったのでテングサだけ拾ったりしてたんだが、こうなるともうゴミである。隣の州を悩ませているサルガッソーという海藻とは別物だが、この辺の人や外人には区別がつかない。嫌がって、もう誰もビーチへ行かない。
これは海上だが、地上も空が広いんで、ぐわーっと迫ってくる雲はよくわかる。夏の雨季の雲は南から、ノルテは北から。
今日は朝から嵐じゃ☔
ノルテだけ見ると、津軽海峡冬景色口ずさむw
写真希望☆
猫らは逃げるし犬らは飛びかかってくる。難しいんだよ。