こないだメリダまで行ったとき途中で見て、個人的にユカタンの桜と呼んでいるマクリス(この記事の最後)にしては色が淡くて可愛いと思ったんだが、やっぱり別の木だった。今後はマヤの桜と呼ぶ。自動車道から見たのは群生していて、いかにも里山の桜だったので、そういう花見スポットを探すつもり。
風が強かった日の翌日見たら、結構落ちていた。今、メキシコや近隣諸国ではマンゴーの旬らしいが、なぜかもっと暑いここではまだで、うち以外の木も緑色の実しかなってないし、売ってるのも他の州産か、青いマンゴーばかり。早く食べまくりたい。
ナンセというのはアセロラみたいな感じの実なんだが、不味い。ここではシロップ漬けとかテキーラ漬けになって売られているが、はっきり言って美味しくない。在墨日本人はみんなそう言う。が、アセロラと同じく栄養価が高いらしい。買わなくてもあるなら美味しい食べ方を探して実験してみてもいいかもしれない。甘くする系じゃなくて、もっとアクセント的に使うのがいいんじゃないかと思う。酢の物に入れたり(酢の物にするんじゃなくて)、ピザのトッピングに足すとか、苦不味さを活かす方法があるかもしれない。
こないだからまた少し頚椎ヘルニアっぽくて、でも面倒なので親方に寝違えたと言ったら、奥さんの雑貨屋で売ってるという軟膏をくれた。タイガーバームみたいなスースーするものだった。いかにも自分で印刷して切って貼りましたみたいな紙に、一応説明が書いてある。
セボ・デ・コヨテというベース?は、メキシコでは広く売られている商品らしい。が、そのほかにも、ウーパールーパーの油とか蜂の毒とかグアヤコールとか恐ろしげな物が並んでいる。ワステカ文明の威光も借りてる。使用期限切れのタイガーバームより スースーが長持ち、相棒がよく買う市販の筋肉痛用の塗り薬より、遅効性だが消炎効果は高い。軟膏を手作りする人には何人も会ったことある。もらったのを試すと、たまにエライ効いたりする。これは痛みの原因が違う?のでアレだが、痒かったり痛かったり要は消炎効果がほしいときに良さげ。
こういう車を見ると、引っ越してきた当初は庭師かと思ったんだが、今ならわかります。
その相談というのが、単なる位置じゃなくて、揺らして風を作るとき手足が壁に当たらないようにとか何とか。エアコンどころか扇風機もあてにしないらしい。この暑さで、マヤ人、恐るべし。
「おばあちゃんが作ってくれたブリトが一番美味しかった」というFBの投稿があった。日本でも挽き肉か何かを巻いたのが昔あって、ブリトーって呼んでた気がする。そのおばあちゃんのは、手を洗って塩をつけて、生地を握って焼くだけ…らしい。都会と違って生地も手作り、日本で美味しいお米なら塩握りが一番美味しいのと同じだと思う。
例のゴミ一家から侵入してくる鶏の卵だと思う。半分くらいは殻だけ残っていて、残りは卵のままだった。あっち行ったりこっち行ったり、母鶏も忙しいのであろう。