紫式部、越前の旅 996~ 2024年06月09日 20時00分30秒 | 一詩一日 できれば毎日? 1・三尾(みお)の海に網引く民の手間もなく立ち居につけて都恋しも 三尾の海で漁師たちが、手を休めるひまもなく網を引いて働いていて、その立ったり座ったりする姿を見るにつけて、都が恋しくなるのです。仕事をしている人を見たら、自分の仕事は何か、都であれこれ悩んだりすることなのかと思ってみたり。いやいや、ただの旅愁かしら。 三尾の海という . . . 本文を読む